10:20~ 松陰町 函館YWCA会館より
YWCA(Young Women’s Christian Association)は、キリスト教を基盤に、世界中の女性が言語や文化の壁を越えて、女性の社会参画を進め、人権や環境が守られる平和な世界を実現する国際NGOです。
函館での活動の基盤となる、函館YWCA会館は昭和初期の頃の建物で、国の登録有形文化財です。
この度、多くの皆さんの支援・寄付等により改修工事が行われました。
カフェとショップスペースは「リ・ボーン」と名付けられました。
カフェメニューは、末広町の「十字屋」のコーヒー、国産紅茶などこだわりのドリンク、会員の皆さんが手作りされるドライカレーやスイーツがお手頃価格で楽しめます。お食事をいただくサロンは趣のある洋間。靴を脱いでお寛ぎ下さい。
この度、新たになったキッチンも拝見しました。皆さんでタイル貼りをされたというキッチンは、窓が大きく明るい雰囲気。11時のオープンに向けて準備が進められていました。
ショップは、靴のままで。フェアトレード商品や、寄付による新古品が並びます。お気軽に覗いてみて下さい。
館内は、さまざまなサークル活動などにも利用されています。この時間は「ゲームマージャン」が大盛況。大人向け、子供向け、さまざまな講座が開催されています。キッチンを利用した調理関係の講座も毎回人気です。
毎回大人気のバザーは、今年6月8日(土)午前10時30分からの開催。寄付の受付、食券の販売がスタートしています。
伝統的な建物を味わいに、是非お出かけ下さい。
カフェは火~土 11時~14時
ショップは火~土 10時~18時頃まで
函館YWCA会館 0138-51-5262
11:30~ 本町・いしい画廊より
七飯町在住の画家・丸山 恵三(よしみつ)さんの個展が開催されています。丸山さんと一緒にお届けしました。
もともとは学校の先生でいらした丸山さん。毎回の個展は、教え子の皆さんや、一緒にお勤めでいらした先生たちも楽しみにしていらっしゃり、初日から多くの方が訪れています。
函館の風景の作品を描き続けており、函館山や西部地区の教会群など、見慣れた風景の作品が並びます。そこには、丸山さんの思いや想像も加わります。
街には無数の家が立ち並びますが、これは多くの人に住んでほしいという丸山さんの願いです。
保育園などで、子どもたちに絵を教える活動をしている丸山さん。子どもたちにも、たくさん来場してもらえたら、とお話下さいました。
本町・いしい画廊にて21日(火)まで
10時~16時30分(最終日のみ16時まで)
※会期中、毎日在廊予定です。
12:10~ 入舟児童公園より
市電の終点・はこだてどつく前電停の前にある児童公園です。
実はここは150年前、歴史の舞台でした。かつて「弁天岬台場」があった場所なんです。
今年は、箱館戦争終結150年という節目の年。舞台となった道南の各所には、今後円筒形のモニュメントが設置されます。
それに先駆けて、函館市内5か所に小型の三角柱のモニュメントがお目見えしています。
そのひとつが、この公園の中にあります。ここで紹介されているのは永井 玄蕃(げんば)。江戸幕府の軍艦奉行や京都町奉行を歴任し、箱館奉行となります。箱館戦争では弁天岬台場の陣頭指揮をとりますが、新政府軍の猛攻撃を受けて降伏します。
当時、弁天岬台場には240名ほどが居たようですが、100余名が新選組だったということで、この公園には「新選組最後の地」碑も立っています。
今週末には、五稜郭祭が開催されます。箱館戦争終結150年という年に、改めて歴史に触れてみませんか?