10:45~ 末広町 北方民族資料館
世界的にも貴重な北方民族に関わる資料を有する資料館です。
お話は、館長の木戸 忍さんとお届けしました。
展示室で一際目を引くのが、山丹服(蝦夷錦)。
手の込んだ刺繍が豪華です。
下に鏡を置く展示方法で、裏側もご覧いただけます。
11月末に、常設展示の一部を展示替えしました。
アイヌの少女が活躍する大人気マンガ「ゴールデンカムイ」にちなんだ資料も展示しています。
「ゴールデンカムイ」には、函館も登場し聖地巡礼をされるファンも多いとか。
既に作品のファンの方も、函館が登場するならば読んでみようという方も、是非、貴重なコレクションをご覧ください。
詳しい解説文も添えられています。
館内には、こんな資料が展示されています。
ショップスペースでは、ミュージアムグッズや工芸品を販売しています。
ストラップやキーホルダーなどの新商品もお目見えしています。
これらは、アイヌの方が儀式で刀を身に付ける際に用いた帯をモチーフにしたもの。
とても素敵です。
アイヌ文様が彫られた、お盆もあります。
水着素材を用いたマスクや、マスキングテープも人気です。
資料館では、講演会や講座もたびたび行われます。
24日には、冬休み自由研究「親子でムックリをつくろう」が開催されます。
参加対象は小学校4年生以上の小学生と保護者で、アイヌ民族の伝統的な楽器「ムックリ」を彫刻刀を使って作り、音を出してみます。
今後も、さまざまに開催予定ですので、HPなどで情報をチェックしてくださいね。
資料館の建物は大正期に建設された、かつての「日本銀行函館支店」。
館内随所にその雰囲気が漂います。
是非、建物もお楽しみ下さい。
北方民族資料館
函館市末広町21番7号
9時~17時
定休日なし 12月31日から1月3日休館
(館内整理などで休館の場合があります。HPでご確認下さい。)
※講座は12月24日(土)13時30分から。参加費500円(材料費のみ)
お問合せ・お申込み 0138-22-4128
ホームページは、こちら からご覧ください。
12:10~ 函館蔦屋書店
蔦屋書店内の四方を棚に囲まれた「小部屋」というスペースで、現在「いぷしろん企画室」による「北欧の冬の暮らしと暖かな贈り物」展が開催されています。
お話は、舟見優子さんにお伺いしました。
舟見さんはかつて、函館市内のホテルの中で「そらのAger(アゲル)」というギャラリーを運営していた方です。
旭川の布作家・飯原ミチルさん、函館の陶芸家・石川久美子さん、東京の木工作家・キムラトウイチさん、札幌の木彫作家・高橋朝子さん、函館の編み物作家・中尾富美子さんの作品が並びます。
住まう場所もジャンルも異なる5人ですが、自然素材を用いて丁寧に作業をしているという共通点があり、統一感のある心地良い空間になっています。
今回は各作家の作品と共に、それぞれのおススメ絵本や、影響を受けた絵本も併せて展示しています。作品に通じる世界観を絵本で併せてお楽しみ下さい。
出展者のお一人・中尾さんが会場にいらっしゃり、お話を伺うことができました。
編み人形や、アドベント手袋、クリスマスのオーナメントにもなる小さな靴下やきのこなど、可愛い作品がいっぱい。
5日から展示が始まり、もうかなりの数が売れているそうです。是非という方は、お早めにお出かけ下さい。
自分用としてはもちろん、大切な人へのプレゼント、クリスマスの飾り物にいかがでしょう。
11日(日)まで。
11時~17時(最終日は16時まで)