災害対策として「FMいるか予備送信所」を整備します
いつもFMいるかをお聴きいただきましてありがとうございます。
FMいるかを運営する函館山ロープウェイ株式会社(代表取締役社長:竹村隆)では、災害対策における放送設備強じん化のひとつとして、このたびロープウェイ山麓駅舎に「予備送信所」を整備することといたしました。これは、総務省の平成30年度「放送ネットワーク整備支援事業費補助金(地上基幹放送ネットワーク整備事業)」を活用し、整備費用の一部について補助を受けて実施するものです。
【事業の概要】
・整備内容 : FMいるか山麓予備送信所 整備
・設置場所 : 函館山ロープウェイ山麓駅舎 屋上
・整備時期 : 2018年度内(2019年1月 工事)
【整備の目的】
FMいるかの主たる送信所(親局)は函館山山頂に設置されていますが、災害発生時は函館山登山道の封鎖をはじめ、電源喪失、放送伝送回線の途絶、設備の被害等の理由で停波等の放送中断が長期化する懸念がありました。これに備え停波時間を最小限にして早期に放送を再開させることを目的に、非常時に運用する「予備送信所」を整備するものです。
9月に発生した北海道胆振東部地震での緊急災害放送では、大変多くの皆様にラジオをお聴きいただきました。FMいるかとしては、今回の整備により大規模災害等の際にも放送を継続して情報発信を途切れさせないようにするため、ハード面はもちろん、番組での防災啓発などソフト面も一層充実を図ってまいります。
【関連記事】
11月13日 北海道総合通信局「コミュニティFMの強じん化を支援」
11月29日 函館新聞「FMいるか、山麓に予備送信所整備」
12月3日 北海道総合通信局「函館山ロープウェイ株式会社に補助金交付決定通知書を交付」