キョクチョー の「〇〇〇」
GLAYと共に歩んできた FMいるかの大黒柱
2017年に局長に就任しましたが、現職についてからの7年間は「GLAYとともに歩んだ」と言っても過言ではありません。2013年夏の野外ライブ開催をきっかけに番組を立ち上げ、出演や公開生放送などを行ううちに距離が縮まりました。メンバー同士の仲の良さ、地元愛、知れば知るほど応援したくなるGLAYの魅力に自分自身も惹かれていき…半年間限定の予定が、いつしか今年で12年目に突入。番組外でも、TERUさん主催の絵画展に関連したトークセッションなどイベントにも関わらせていただきました。
担当番組の特徴を教えてください。
番組には様々な作り方がありますが、GLAYtasteHITS では単純に曲をかけるだけでは意味がないんです。函館でGLAYの番組を持っている意義、GLAYの音楽、そしてメンバーの人間としての魅力を、自分の言葉で伝えること。僕自身一ファンでありながら、「函館の街」に住んでいるからこそ出来る発信を心がけています。とはいえ、1アーティストで週1時間のレギュラー番組でそれをやるのは、なかなか大変ではありますが…(笑)。
コミュニティFMとしての、FMいるかの役割とは?
FMいるかの開局から32年、街は大きく変化していると感じています。函館の外から移住してきた人、生まれた街に帰ってくる人。街に変化を生み、より良いものにしようとしてくれている人たちがいる…その変化をプラスに発信することを心がけています。もちろん、この街で生まれ育った人、今まで必死に働いてくれていた方が、函館に何を求め、必要としているのかも大事に。函館に暮らす人々の、好きな場所を増やせるような発信基地になりたいと思っています。
ポリシーは「オフの日に出勤しない」
"オフの日も気になる事はありますが…キリがなくずっといちゃう、やり続けちゃうので、ポリシーとして会社に行かない。今の時代に合わせて、切り上げるところは切り上げる。休みの日は休む。そう決めています。でも結局お休みの日に何をしていたかを話さないといけない仕事でもあるので…(笑)。事務仕事ではなく、行く場所とやることを決めて、イベント等に行くようにしています。"
「目の前の景色が、当たり前にある幸せ」
最近はもう若くないと(笑)、年齢を感じる瞬間もありますが、それも含めて楽しむようにしています。最近は夫婦で景色を見て、街が変化しているところ、変化していないところを探しながら歩く時間を楽しんでいます。自分のふるさとを「こんな街ないよな。素敵な街に住んでいるな」という喜び、幸福感は良いものですね。あって当たり前の景色を誇りに思うのには、時間がかかるかも知れないですが(笑)。
新たなチャレンジも楽しむ
今は3匹猫を飼っているのですが、最近地震のニュースを見て、災害が起きたときに避難所には愛猫を連れていけないなと…車やキャンプでの避難を想定してアウトドアを始めました。やるとなったら、どのテントを買おうか、何を食べようかという一つ一つを楽しんでいます。防災について真剣にお話することも大事ですが、不安や恐怖を煽るのではなく、面白おかしく体験談も交えて日常的に発信することも大事。そうすることで、リスナーさんの頭に残ってくれたら良いなと思っています。
フォトスナップ
いるかクルー