みっちゃん の「〇〇〇」
25年間専任のクラシック音楽担当
普段はパイプオルガン奏者としても活動していて、FMいるかでは入社2年目から25年間、クラシック音楽番組を作成しています。担当番組の「パルナッソスの女神たち」は、世界の様々な街に残る、音楽家の痕跡をたどる番組です。歴史や音楽史を絡めて、まるで「音楽旅行」をしているような雰囲気をリスナーのみなさんにお届けしたいと思っています。
なぜパイプオルガン奏者の道に?
西洋音楽や宗教音楽には幼少期から馴染みがあり、その雰囲気に惹かれたのがきっかけでパイプオルガンの演奏を始めました。昔はパイプオルガンを「作る側」になりたかったんですが、ドイツに留学してオルガン建築会社で見習い実習を経験し、肉体労働の男社会であることを肌身に感じました。そこからはオルガン奏者として生きていく覚悟が決まり、現在に至ります。
コミュニティFMとしての、FMいるかの役割とは?
函館、東京、ヨーロッパ…さまざまな街を訪れ、文化を経験させてもらいましたが、食・自然・文化・歴史・飛行機・鉄道など、これほどすべてがコンパクトに詰まっている街は他にそうないと思っています。この街のことを知らないのはもったいない、誇りを持ってほしいという想いで、函館ならではの魅力を発信をしていくのがFMいるかの役割だと感じています。
「音楽も書道も、行き着くところは同じ」
音楽留学を経験し見えたものは、「私は日本人」でした(笑)。それなのに日本文化の何ひとつ経験せずに生きてきたことに疑問を感じ「書道」の道へ。「リズム」「間」「呼吸」求められるものは、音楽も書道も同じ事に気づかされています。
「ものを大切に、丁寧に」の精神
物を大切にする、丁寧に残していくという考え方が好きで、逆に使い捨ての文化はあまり好きではありません。私の宝物は、食器ブランド「Shelly」の「Dianty white」というシリーズなのですが、これは120年以上も受け継がれてきた器です。また、長年外反母趾に悩まされてきたのですが、自分の足に本当に合った「30年履ける靴」を、函館で唯一残っている手作り靴屋「丸山靴店」で作ってもらいました。
騙されて(?)城岱ヒルクライムにも参加
私の人生の目標の一つは、80代になっても自分の歯で食事をして、スタスタ歩ける "スーパーばあちゃん" になること。歯の健診と歩くことを習慣にしています。いつまでも、出勤時の上り坂を若者と同じスピードで登りたいと思っています。夫の趣味のサイクリングに同行させられ、先日は先祖のお墓までの道のりを自転車で走ってお参りしてきました。
フォトスナップ
いるかクルー