本日の人ネットワークは、市立函館博物館学芸員
大矢京右さんでした。
大矢さんはこの度、アイヌ民族資料「椎久コレクション」の論文をまとめました。椎久コレクションとは、市立函館博物館に収蔵されている、八雲町の遊楽部川沿いで暮らしていたアイヌ民族のリーダー・椎久年蔵(しいくとしぞう)の酒器や太刀など約60点のことだそうです。アイヌの方が歌っている子守唄や昔話のテープも出てきました、とお話されていましたよ。とても貴重な資料ですね!福岡出身の大矢さんに、なぜアイヌに興味を持ったんですか?と山形さん。理由は、中学生の頃にアイヌの本を読んでから興味を持たれたそうですよ。
大矢さんは、根室市の図書館で「根室・千島のアイヌ文化」について講演も行います。函館市内では今年の12月に「北海道のアイヌ文化を探る」と題して開催される予定です。こちらも要チェックです!
そのほか、市立函館博物館では現在企画展「新島襄と幕末の箱館」が行われています。詳しくは市立函館博物館のHPをご覧下さい。
おかけしたリクエストは、ディープパープルでスモークオンザウォーターでした。
ディープパープルがお好きだそうですよ♪
大矢さん、ご出演ありがとうございました。
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「あつこ‘S コメント♪」
真夏のような陽射しに、野ばらの白い花がきらきら反射してうっとり♪
甘~い香りに誘われて、ミツバチもぶんぶん。とげにご用心!どっちも刺すからいいのな?(笑)
大矢さんの郷里は福岡です。海峡を二つも越えてやって来たのは?「北海道に行ったら、アイヌの文化や歴史が学べるんじゃないか・と」18歳の決断とその後の努力で志を貫いてきたのですね。立派だなあ♪
卒論は「千島アイヌについて」。ロシアと日本の狭間で暮らしが二転三転した千島アイヌの歴史は「ふーっ」と息が深くなるものでした。教えていただいて有難うござざいます。同じ北海道に暮らしていても、アイヌの方々の歴史や暮らし・まして言葉は聞いたことがない・という方も多いのです。市立函館博物館にはある貴重な資料やコレクションを整理・解明し発信していかなければ・・・その一つが今回の「椎久コレクション」の論文です。
アイヌ文化を研究しているお仲間達による催しが12月に控えていたり、今週末に開催される根室での講演などでもご活躍!道南のアイヌの歴史はもちろん、さ
まざまな角度で地域の皆さんへお伝えしたい。と力がこもります。根室へは行けないけれど、応援していますね♪次回はご報告を兼ねて!ご出演ありがとうございました♪
博物館の入り口へは階段を上ってから・・・
古くて使い勝手の悪さもある(たぶんね)建物だけど、あの階段はお気に入りです。神社もそうだけど、ちょっと仰ぎ見て登るって期待感があると思うの・・・(笑)
ごぶさたを反省して出かけましょうっと♪
仰げばミュージアム@やまがたあつこ