10:20~ 認定こども園におじゃまします
函館共愛会の12の認定こども園を巡るコーナーです。
認定こども園は、幼稚園と保育園の機能を併せ持つ施設です。函館共愛会は長い歴史の保育園から、2016年に認定こども園に移行しました。
コーナーの放送も、今年で4回目となります。
今週お邪魔したのは、船見町・高龍寺の斜め向かいにある駒止(こまどめ)認定こども園です。園長の加我 真佐子先生と一緒にお届けしました。駒止の名は、この辺りの、古い町名から名付けられています。それだけ、園にも歴史があります。
この時間は、海がきれいに見える見晴らしの良い2階の遊戯室で年長さんが「ダンス教室」の真最中。体を動かして熱くなったようで、半袖やランニング姿の園児もいます。
「ダンス教室」は、年長さんが春から月に1度行っています。12月のおゆうぎ会では、保護者の皆さんに練習の成果を披露します。子どもたちは内緒で一生懸命に練習し、衣装は先生たちがステキに準備をしてくれます。保護者の皆さんは、驚きの歓声をあげながらも、子どもたちの成長に涙・涙です。
今日は、大人気の♪「パプリカ」をレッスン中でした。これは、来月のお別れパーティーで披露するそう。子どもたちは、もうバッチリ覚えているようです。
年長さんは、ダンスの他に、お習字にも取り組みます。小さいクラスお友達は、そんな年長さんに憧れて、自分が年長になって取り組むことをとても楽しみにしています。
遊戯室には、虹のアーチがありました。修了式のときに、保護者の皆さんと一緒にくぐるものです。節分の豆まきが終わると、もう修了式の準備。別れの時が近づいています。
新年度に入園を希望される方は、園によって募集状況が異なります。詳しくは各園までお問合せ下さい。
また、函館共愛会の認定こども園では保育教諭も募集しています。資格をお持ちお方、週に数回からでも、1日数時間からでもお仕事してみませんか?
見学も随時受け付けています。お問合せ下さい。
駒止認定こども園
函館市船見町20-5
0138-22-4848
11:20~ 千代台町 函館市青年センターより
この時期、各所でお雛様が飾られています。青年センターでは、ロビーに2セットの7段飾りがお目見えしています。
お話は、センター長の池田 孝道さんと、スタッフの中村 友美さんにお伺いしました。
青年センターのお雛様は毎年、函館日本語教育研究会(JTS)の皆さんが飾ってくれます。函館でお仕事をされている、また結婚のために函館にやって来た外国人の方に、日本語を教えている皆さんで、青年センターで教室を開催しています。
生徒の皆さんに、日本の文化に関心を持ってもらいたいと展示しています。
2セットの人形は、よく見ると人形の飾り方が違う点があります。1つが「京ひな」もう1つが「関東ひな」。お雛様とお内裏様の位置が反対です。
日本では、古来より左の方が右よりも格が高いと言われており、「京ひな」はその習わしでお内裏様がお雛様の左側、私たちから見ると向かって右になります。
西洋では、国際儀礼で反対に右が上位。大正天皇の即位の礼の際、洋装の大正天皇が西洋のスタイルで、皇后陛下の右に立たれたことから、この風習が広まったとされています。この頃は、皇居が東京に移っていたので、関東を中心にこちらのスタイルが定番となり、現在では主流になっています。
ご出演の中村さんは、埼玉県・岩槻のご出身。岩槻はひな人形のまちです。
中村さんのご実家の近所にも、お人形屋さんが何軒かあったそう。お道具ひとつからでも購入できるお店や修理をしてくれるところもあったそうですよ。
センター長の池田さんは、ご自宅に娘さんが保育園で作ったお雛様を飾っているそう。それもステキですね。
センターでは、日本語教室の生徒さんだけでなく、多くの利用者がお雛様を楽しんでいます。お雛様を見るだけでも大歓迎。是非、お出掛け下さい。
函館市青年センター
函館市千代台町27-5
開館時間 9時~22時(水のみ17時~22時)
※ひな人形の展示は3月3日まで。
12:10~ 東川町 函館市女性センターより
この時間も、お雛様の話題。女性センターにもあります。
お話は、館長の原田 恵理子さんとお届けしました。
こちらのお雛様は、お雛様・お内裏様、三人官女と五人囃子が一列に並びます。もともとは段飾りですが、スペースの関係で今はこのように飾っています。
玄関のある1階から、受付のある2階に向かう階段の踊り場に飾っています。ここは、センターを訪れる皆さんが通る場所。目線より少し高い段に並びますので、顔や着物、持ち物も良く見えます。
お内裏様は、眉がりりしいイケメン。お雛様も上品なお顔立ちです。年代物のようですが、着物も状態がよく、大切にされてきたことが窺われます。
センターの2階には、「喫茶 まったり屋」があります。お手頃価格で、お食事やお茶を楽しむことができます。お雛様を楽しんで、喫茶で寛ぐというのはいかがでしょう?
この時期は、あちらこちらでお雛様を楽しむことができます。お雛様巡り楽しんでみてはいかがでしょう?
函館市女性センター
函館市東川町11-12
開館時間 9時~21時 日・祝休
※ひな人形の展示は3月3日まで。