10:20~ 函館市函館図書館より
今年は明治元年(1868年)から数えて150年。明治150年、北海道命名150年ということで、さまざまなイベントが開催されています。
図書館1階の展示コーナーでは、今日から函館税関による「明治150年特別展」がスタートしました。
お話は、函館税関総務部 税関広報広聴官の杉本 和仁さんにお伺いしました。
函館税関の歴史は明治より古く、安政6(1859)年に始まります。当時は「箱館運上所」という名前で、その前年にアメリカをはじめとする5か国と締結した通商条約により港が開かれたことにより設置されました。
当時は、現在の海上自衛隊がある大町に庁舎がありました。現在は、海岸町にある三代目の庁舎で業務を行っています。
税関はその名前の通り「税」(税金の徴収)と「関」(通関手続き)を行っています。密輸の取り締まりも大切な仕事です。全国に9つあり、函館税関は、北海道全域と東北3県が管轄です。
今回は、長い税関の歴史などのパネル展示、また貴重な資料の展示もあります。
お子さん向けには、麻薬探知犬がモデルの税関マスコット「カスタム君」(税関は英語でカスタムです)のぬりえ・ペーパークラフト・折り紙もあります。ご家族で、足をお運び下さい。
明治150年特別展
函館市中央図書館 1階 展示コーナーにて
11月29日(木)まで
9時30分~20時
水曜休館
12:10~ 函館市芸術ホール ギャラリーより
毎年11月に開催される、函館市民文化祭の展示部門「函館アートフェスティバル2018」が、開催されています。
昨年までは、函館市民会館で開催されていましたが、工事中のため今年は芸術ホールでの開催です。
お話は、実行委員長で画家のささき ようすけさんにお伺いしました。
出展者が自ら企画・運営を行う市民参加型の展覧会。応募された作品は全て、展示します。今年のテーマは「アイ♡」です。「愛」という文字を書いたもの、赤ちゃんを背負うお母さんの絵、男女が寄り添うもの、愛する景色や動物を描いた作品もあります。目(EYE)に関する作品もありました。
ユニークなものでは、割り箸を使った作品。らせん状に組み立てた力作は、会場で組み立てを行ったそうです。
また、「アイの重さ」と題した石のオブジェは持ち上げてみることができます。
お話をお伺いした、ささきさんは、長いタイトルの大きな作品を出展しています。画面いっぱい、ひしめくように描かれた生き物たちと詩のようなタイトルを併せてお楽しみ下さい。
絵画・切り絵・刻字・オブジェ・写真などなど、それぞれの解釈で「アイ♡」を表現した、様々なジャンルの作品が並びます。個人の方はもちろん、グループでの参加の方もいます。今回は初出店の方の作品も多く並びます。
長く作品作りをされている方はもちろん、数か月前に制作活動を始めたばかりの方もいらっしゃるそうです。
また、会場の一角には休憩コーナーを設けており、アンケート用紙もあります。作品をご覧になった感想はもちろん、気になった作品、好きな作品など書いていただき、出展者の方を応援していただければと思います。
函館アートフェスティバル2018
函館市芸術ホール 1階 ギャラリーにて
11月17日(土)まで
10時~19時まで(最終日のみ17時まで)
入場無料
13:30~ 港町 ポールスターショッピングセンターより
函館西警察署などによる、女性への暴力を防止する啓発活動が行われました。
市立函館病院 高等看護学院1年生の皆さんが、女性に対する暴力根絶の象徴、紫色のリボンをつけて活動に参加しました。
買い物で訪れた方、また洋服やアクセサリーなど女性のものを扱うショップのスタッフの方に、リーフレットなどを手渡して、協力を呼びかけました。
中継では、函館西警察署 生活安全課長の小川 都茂也さんに警察の取り組みなどを、そして啓発活動に参加した学生さんに感想などをお伺いしました。
配偶者や交際相手に暴力を振るわれても人には言えない、身近な人には相談しづらい、もしかして自分が悪いのかも・・・と、我慢したり、ひとりで悩む女性も多くいるそうです。
警察を始め、さまざまな機関が相談に応じてくれます。またサポートもしてくれます。
今現在、そのような状況にある方はもちろん、周りで何かそのような気配を感じた時には、相談できる場所があることをお知らせください。
性犯罪被害者相談電話は #8103(ハートさんと覚えて下さい)
その他、さまざまな状況に応じた相談機関があります。