10:20~ 特別史跡五稜郭内「兵糧庫」より
毎年、夏に公開される「兵糧庫」を今年も見ることができます。
お話は、スタッフの田原さんにお伺いしました。
幕末から明治維新と、時代が移り変わる中で、解体を免れた唯一の建造物が「兵糧庫」です。
何度か、解体修理されていますが、できる限り当時の木材などが再利用されています。
中が2部屋に分かれた大きな兵糧庫は、江戸時代は土蔵・米蔵として、当時の給料となる米が収められていたんだそう。「兵糧庫」という名前で呼ばれるようになったのは、明治に入ってからのようです。
また、これまでの解体修理や、発掘調査時の様子もパネルでみることができます。
発掘時の出土品、ワインやビールのビン、陶器類、瓦などの展示もあります。
8月1日から公開されていますが、公開を楽しみにする市内の方や、歴史好きの観光客の方などが、たくさん訪れているそうです。
最近は、歴史好きのお子さんの姿も増えているようですよ。
5日(土)には、解説付きの見学会もあり、たいへん盛況だったそうです。
解説つきの見学会は、この日1日だけでしたが、田原さんはじめスタッフの方に、機会があればお話しを聞いてみて下さい。
兵糧庫にお出かけの際は、併せて箱館奉行所にも足をお運び下さい。
12:10~ 末広町 710candle(ナナイチマル キャンドル)より
山下D、いやいやキャンドル・ケントのキャンドル制作体験です。
ステキなキャンドルを販売している710キャンドルでは、キャンドル作りも体験できます。
制作指導、そしてお話は和泉さんにお伺いしました。
今回は、砂・ビー玉・シーグラス・貝殻などを材料とするキャンドルを作りました。
透明なグラスに、岩を削ったカラフルな砂(砂絵のときに使うものと同じものだそうです)を敷き詰め、その上にビー玉などを並べて、最後に芯を入れて透明の蝋を流し固めたら完成です。
貝殻などは、函館の海岸で拾ったものなどで、シーグラスには、文字を書くこともできます。
キャンドルはその他に、グラデーションカラーのものや、植物を使ったボタニカルなどの制作が体験でき、継ぎ足して半永久的に使えるものもあります。
記念日にもらったお花などを、ドライフラワーにしてキャンドルを作ってもらうこともできます。
せっかくお花をもらっても、枯れてしまうのがもったいない!という方は、是非ご相談下さい。
製作体験は、毎日受け付けています。
こちら、美術の評定が2になりかけの3 山下のキャンドルです。
タイトルは「いるかと僕」です。
710candle
函館市末広町18-25 大三坂ビルヂング1階
Facebook @710candle instagram @710.candle
E-mail 710candle@gmail.com
13:30~ 北海道立函館美術館より
函館市内の子どもたちの夏休みも今週末まで。自由研究は終わりましたか?まだ!という方、もう一つくらい何か作りたいな、という方にお勧めの話題です。
現在「奇才・ダリ版画展」が好評開催中の美術館では、展示室の前のホールで「夏休みハコビ・アトリエ“マイうちわをつくって夏を乗り切ろう!”」が開催されています。
お話は学芸課長の井内 佳津恵さんにお伺いしました。
「ダリ版画展」と同時に7月14日スタートした、うちわ作りは、大人にも子どもにも好評で、既にたくさんの皆さんが楽しまれたそうです。
受付カウンターで、白無地の“うちわ”を受け取ってテーブルへ。テーブルには、クレヨンやペン、スタンプ、コラージュに使える雑誌の切り抜きなどが、たくさん用意されています。
過去の美術展のチラシがあるところが、美術館らしいですね。
美術館のスタッフの方などが制作した見本の中には、函館在住の画家・瀬戸 英樹さんが作られたものもありました。
展示室の中では、ダリの版画約200点、彫刻6点、ダリの時代ごとのポートレートも展示されています。
関連事業も多岐に渡っていて、明後日19日(日)には、展示室内で「怖~いお話のよみきかせ」、また学芸員さんが解説をしてくれる「ギャラリー・ツアー」が行われます。
是非、美術館にもお出かけ下さい。
うちわ作りは19日(日)まで。無料・申し込み不要
「奇才・ダリ版画展」は26日(日)まで
開館時間 9時30分~17時(16時30分までにご入場下さい)
休館日 月曜日
観覧料 一般 1,100円 高大生 600円 中学生 300円
小学生以下 無料
※19日(日)の読み聞かせは11時~、ギャラリーツアーは14時~
観覧料が必要です。