函館市熱帯植物園では、道南虫の会による蝶の公開、マーキングが
行われました。
お話は、道南虫の会 事務局 対馬誠さんに伺いました。
公開されたのは、アサギマダラと国蝶 オオムラサキです!
アサギマダラは夏場の道南でも繁殖しその後南下していき、日本以外の
アジアの国にも飛んでいくそうです。
今回は、このアサギマダラに地名や日付、番号を参加者が記入しました。
希望があれば参加者の名前も記すことができるそうです。
自分がマーキングした蝶が遠く離れたところで発見されるかもしれないと思うと
わくわくしますね!
函館では見られないという「国蝶」オオムラサキも見ることができました。
対馬さんが道央から頂いた幼虫を大事に育て、今回のお披露目となりました。
鮮やかな紫に黄色・白色のまだら模様がとてもきれいでした。
蝶を入れているケースの上部分にはまだ蛹がぶら下がっている状態となって
いました。
ちょうど放送開始の直前に羽化した蝶がいました。
蛹からゆっくりと懸命に出てくる様子を見ることができ感動しました。
参加された方も目を輝かせながら蝶に見入っていました。
とても貴重な体験ができたのではないでしょうか。