金曜日いるか号ディレクターの斉藤です。22日の金曜日、ブログアップを忘れて帰宅してしまいました_| ̄|○。誠に申し訳ございませんでした。遅ればせながらアップさせていただきます。なお、内容の一部に、時期が若干ずれる箇所がありますので、ご了承ください。ここから下の文章は、佐々木紫さんです。
10:20~ 松風町 交差点より
今週も金曜は青空!空がとっても高いです!!
中継をお届けした松風町交差点では、松風町電停の改築工事が行われています。
現在は、函館駅前・十字街へ向かう乗り場側(ツルハドラッグ側)の工事がスタートしています。
車道の幅が狭くなっていますので、通行の際はお気をつけ下さい。
工事は12月8日までの予定です。
また、今月末からは仮設の電停が使用されます。電車を利用される方も、お気を付け下さい。
同様の工事は、千代台電停でも行われています。
新しい電停が完成すると街の様子も変わりそうですね。
12:10~ 末広町 市立函館博物館郷土資料館(旧金森洋物店)より
今年の4月から、水引アート工房清雅舎が指定管理者となりました。
今日からステンドグラスの展示が始まています。今晩は「はこだてカルチャーナイト」にも参加しますよ。
お話は、館長の今泉 香織さんにお伺いしました。
1階には明治時代の商場・帳場を一部再現。2階は、明治時代の繁栄が分かるジオラマが展示されています。
趣のある建物と、展示にまるでタイムスリップしたような館内です。
そして、今日からは函館在住のアマチュア工芸作家・田中 幸雄さんのステンドグラスの展示が始まりました。
旧金森洋物店をはじめ、函館ハリストス正教会など、函館のお馴染みの建物を模った、ステンドグラス型の模型です。
箱館奉行所には太鼓櫓が付いていたり、大変に精巧な作りです。
今日はカルチャーナイトのために、街づくりセンターから借りて来た、旧丸井デパートのステンドグラスも併せて展示されています。
館長始め、スタッフの皆さん袴や半纏姿でお客様を迎えてくれます。
また、読み語りや講談など各種イベントも開催していますので、是非足をお運び下さい。
市立函館博物館郷土資料館(旧金森洋物店)
函館市末広町19-15
開館時間 9時~16時30分
休館日 月曜・最終金曜・祝日・年末年始
入館料 一般 100円 大学生以下と市内在住の65歳以上 50円
市内在住の小中学生 無料
※「はこだてカルチャーナイト」は17時30分~20時30分
16時30分に一旦閉館後、開館します。
13:30~ 末広町 函館市文学館より
先ほどの郷土資料館のお向かい文学館からの中継は、館長の福原 至さんとお届けしました。
文学館では現在、収蔵資料展「佐藤国男と岡村昭彦」が開催されています。
佐藤国男は版画家、岡村昭彦はジャーナリスト。これまで文学館では、資料は収蔵していましたが、なかなか「文学」というくくりの中で展示の機会がなかったそうです。
その2人の資料をこの度、まとめて展示しています。
「銀河鉄道の夜」「注文の多い料理店」など、宮沢賢治作品でお馴染みの佐藤国男。これまで出版された書籍や、山猫博士のエッセイ、版画作品が展示されています。
版画は作品を収めた額もユニーク。猫やドングリなどが彫られた額が、中に収められた作品と一体となっています。
岡村昭彦は、ジャーナリストとして最前線で取材したベトナム戦争の写真が「LIFE」に掲載されるなど活躍しました。
今回は、ジャーナリストとしての資料は勿論、それ以前のドラマチックな生涯が分かる資料、函館と関わりのある資料も展示されています。
渡辺純一の小説「阿寒に果つ」の主人公のモデルになった、加清純子と恋仲であったこと、そして生まれた娘に彼女から名前をとって「純子」と名付けたことなどが記された資料の展示もあります。
函館ゆかりの二人の展示を是非ご覧になってみてはいかがでしょうか?
また、文学館も今夜の「はこだてカルチャーナイト」に参加します。
小中学生を対象のクイズなども実施しますので、お出かけ下さい、
函館市文学館
函館市末広町22-5
入館料 一般 300円 小学生~大学生 150円
開館時間 10月まで 9時~19時 11月~ 9時~17時
※「佐藤国男と岡村昭彦」は11月12日まで
会期中 10月4日(水)~6日(金)は館内整理のため休館
休館後、佐藤国男の版画が一部展示替えとなります。