10:20~ 谷地頭付近より
すっかり真っ白、雪景色の函館です。数日前まで「雪がない!!」と言っていたのがウソみたい。
この場所は、すぐ前に電車道路が広がります。今年1年、地元の方はもちろん、国内外の観光の方もたくさん利用された市電。
私も利用するたびに、いろいろな土地の言葉が聞こえて賑わっていました。
年末は30日(月)まで通常運行。大晦日の31日(火)は、始発から午後6時頃まで通常の土・日・祝日ダイヤで運行し、午後8時頃でいったん運行は終了となります。
その後、午後11時頃からは「初詣電車」の運行が始まります。乗車料金は無料です。函館八幡宮等に初詣に出かける方はもちろん、初詣以外のお出かけの方もご利用いただけます。
新年の1月1日(水)2日(木)は、営業時間を短縮し、特別ダイヤでの運行です。日中は、湯の川~十字街間は6分間隔での運行です。
3日(金)は、土・日・祝日ダイヤでの運行となり、4日(土)から平常通りの運行となります。
年末年始のお出かけや初詣にも、是非市電をご利用下さい。
11:20~ 函館市役所より
年末にとても嬉しいニュースが飛び込んできました。函館の大船遺跡・垣ノ島遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)に正式な推薦書を提出することを閣議了解しました。
これで、「国内推薦候補」から「候補」の文字がとれ、推薦が決定したことになります。2021年の世界文化登録に向けて大きな一歩を踏み出しました。
函館市役所の本庁舎内、正面窓口にも、これを祝した横断幕が掲げられています。
お話は、函館市教育委員会 生涯学習部 文化財課 課長の蛭子井 慶治さんとお届けしました。
文化財課の皆さんも、ここに至るまで大きく力を尽くしてこられました。推薦決定の知らせは、予定よりも早く届いたそう。大変に嬉しい年末です。
大船遺跡は、一般公開されています(現在は冬季閉鎖中)。大きな竪穴式住居跡が特徴です。一般的には深さ40~50㎝ほどのものが多い中、2mもの深い跡を見ることができます。
垣ノ島遺跡は、一般公開に向けて整備が進められています。国内でも類を見ない大きさの盛り土遺構が特徴です。
今年は何度か特別公開が行われました。学芸員さんの解説を聞きながらのツアーもとても好評でした。
来年も、開催を予定しているそうです。
来年は、ユネスコの諮問機関である、国際記念物遺跡会議(イコモス)による現地調査が行われます。
文化財課の皆さんも対応に追われることになります。
是非、皆さんも興味を持って縄文を楽しんで下さい。世界遺産登録に向けての応援をお願い致します。
12:10~ 函館市青函連絡船記念館摩周丸より
摩周丸は毎年、年末年始も休みなく開館しています。 お話は、スタッフの浪岡 万帆さん、佐藤 咲子さん、そしてNPO法人 語りつぐ青函連絡船の会 理事で事務局長の高橋 摂さんにお伺いしました。
大晦日も元日も開いています!!12月31日~1月3日は、通常と開館時間は異なりますが、是非たくさんの皆さんお出かけ下さい。
新しいグッズも登場しました。1つ200円(税込)の缶バッチは48種類もあります。佐藤さんが手作りをしています。
連絡船のシンボルマーク、連絡船の風景、北の鉄道など、いくつも欲しくなってしまいます。
シンボルマークの中には、貨物船のマークのため、船に取り付けられることがなかったというレアなものもあります。
クリアファイルはA4サイズの見開きタイプで500円。1964(昭和39)年、前回の東京オリンピックの聖火は、青函連絡船 津軽丸の甲板で洋上リレーされました。
昭和39年9月17日(木)のその日の運行成績表(運行ダイヤ)がデザインされています。表の中の「運行状況」の箇所には「津軽丸 オリンピック聖火輸送」という手書きの文字も見えています。中を開くとリレーの写真も掲載されています。
どちらも本日発売です!!
お子さんの自由研究の題材にもなるのでは?
是非、年末年始、冬休みも摩周丸にお出掛け下さい。
函館市青函連絡船摩周丸
11月~3月 9時~17時(入館は16時まで)
12月31日~1月3日は10時~15時
一般 500円 小中高生 250円 幼児 無料
※市内の小中学生は無料。その他、団体割引等、割引・免除の制度があります。