10:20~ 元町 ギャラリー村岡より
函館もずいぶん寒くなりました。ニットの温かさが恋しい季節です。
函館在住のニット作家、中尾 富美子さんによる「手編みニット作品展」が開催されています。中尾さんと一緒に中継をお届けしました。
小さな頃から、編み物好きのお母様の影響で編み物を楽しんで来られた中尾さん。2015年から毎年この時期に、ギャラリー村岡で作品展を開催しています。
他に出品することは、ほとんどないので、作品を見られる貴重な機会です。
靴下、手袋、帽子など日常使いできる小物が並びます。使う毛糸は、国も素材もさまざま。それぞれに風合いが出ます。
模様も、花柄、ドット柄などの他、エストニアなどの伝統的な柄も。
大ぶりで暖かな靴下は、洗濯機で洗うこともできます。
手袋は手首の部分が長い作りで、コートの袖口もスースーしません。指先がカットされているタイプもあります。スマートフォンの操作や、料金の支払いもスムーズです。
帽子や、ストールはチクチクしづらい毛糸を使っています。帽子は、是非被ってみて似合うものを見つけて下さい。
会期中は、ときどき中尾さんも会場にいらっしゃいます。見かけたらお声がけ下さいね。
また、ギャラリーでは、函館出身で盛岡在住の飯坂 真紀さんによる油彩画展「函館の愛しき建物たち」も開催されています。
会期は共に31日(木)までです。併せてお楽しみ下さい。
ギャラリー村岡
函館市元町2-7
10時~19時まで。水曜定休。
11:20~ シエスタハコダテ4階 函館コミュニティプラザGスクエアより
函館デザイン協議会会員作品展が開催されています。
お話は会長の岡田 暁(あきら)さんにお伺いしました。
グラフィックデザインや、WEBデザイン、写真、装飾などさまざまなデザインをお仕事とするデザイナーの皆さんによる、函館デザイン協議会。会員作品展も、回を重ねて今年で26回目です。
今回は「函館もしもプロジェクト」の第3弾として、「函館にサッカーリーグが誕生??」という壮大なテーマでの作品展となりました。
架空のリーグ「函館アイランドリーグ」には、4チームが所属。元町が本拠地の「F.C.ウィル元町」は正式発足が1891(明治24)年という由緒あるチーム(という設定)。湯川が本拠地の「スレマルーテ湯川」は、チームのグッズに温泉用品があったり、と細かな所まで決められています。
それぞれ担当の会員さんがチームの監督となって、デザインしたユニフォームやグッズは、現物の展示があります。販売しているものもありますよ。
本拠地の「巴スタジアム」の模型や、モニターでは試合の様子も見ることができます。
その他、それぞれの会員の皆さんが、手掛けた仕事の紹介もあります。私たちが日ごろよく目にする、パッケージのデザインやイベントのポスター、企業のロゴマークなども、実は会員の皆さんのお仕事ということが多くあります。。
会として取り組む仕事もあります。函館西高等学校と函館稜北高等学校が統合した学校の新たな校章もその一つ。現役の生徒さんたちと、話し合いをしながら、生徒が思い描くデザインをプロである会員の皆さんがブラッシュアップし、候補を挙げて、そこから生徒の投票で決定しました。
その過程をパネルと、西高校の放送部の皆さんが制作した映像でご覧いただけます。
また、「函館パッケージ展 特別展示」も同時開催。函館市が行う、企業とデザイナーの出会いの場を作る取り組みです。昨年度の受賞作品の紹介とデザイナー募集のお知らせをしています。
函館のデザイナーの皆さんの遊び心溢れる作品、また作り上げたお仕事をお楽しみ下さい。
作品展は27日(日)まで。10時~19時(最終日は17時まで)
12:10~ 美術館前庭より
函館市内、あちこちで紅葉が始まっています。
美術館前の通りは、街路樹のイチョウが色づいています。葉がすっかり黄色の木、まもなく黄色になりそうな黄緑色の木、まだ緑が濃いもの、それぞれです。同じ通りに、同じように並んでいるのに不思議ですね。
美術館前庭には、大きなナナカマドがあります。葉はまだ緑が目立ちますが、赤くなっているところ、そして茶色のところも目に付き、キレイに真っ赤になるかしらと、少し心配。
プラタナスも街路樹では見たことがないほど、大ぶりなものがあります。
美術館の正面入り口前や、芸術ホールの方も、楓やナナカマドがキレイに色づいているところがありますよ。
五稜郭公園や、桜ケ丘通りは、まだ緑が多く紅葉するのには時間がかかりそうです。
皆さんのお近くは、紅葉の具合いかがですか?