今回は、ブリティッシュ・ロック黄金時代のシリーズから、
キンクスとピーター&ドーゴンの特集として、2019年6月21日放送分の再放送をお送りしました。
今週放送分の曲名は、こちらに掲載されていますのでご覧ください。
11:10~「人ネットワーク」
マスクの着用、スタジオ内の換気、消毒を徹底してお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、シーイクオリティ 代表の佐々木 大生(ひろき)さんをお迎えしました。
「シーイクオリティ」は、2018年に立ち上げられた任意団体。障がいのある子どもたちを対象としたサーフィンスクールを2018年、19年と開催しています。
「Sea(海)」と「Equality(平等)」を合わせて名付けました。海は誰の物でもない、海は平等なのに、海を楽しむことが難しい方が多くいます。
サーフィン歴20年以上、また長く社会福祉法人侑愛会でお仕事をしてきた佐々木さん。障がいのある子どもたちを対象としたサーフィンスクール「オーシャンズラブ」の活動を知り、ボランティアとして参加をし、更には地元での開催を目指して「シーイクオリティ」を立ち上げました。
七重浜海水浴場で開催したスクールに参加した子どもたちのほとんどが、海に入るのが初めてでした。最初は怖がっていた子どもたちが、徐々に楽しさに目覚めて何度も挑戦する姿が見られたそうです。ボランティアとしてサーファーや福祉関係者70名ほどが携わりました。さまざまな繋がりも生まれました。
今年は、その七重浜海水浴場の運営も担っています。これまで運営をしてきた団体が高齢化で解散してしまい、海水浴場が存続の危機にあることを知り、名乗りを上げました。
コロナ禍で、入場制限や更衣室などの利用ができない中ではありましたが、暑い日が続いたこの夏、24日間の開設で11,140人が利用したそうです。
来年度以降も運営を担うかは未定ですが、車いすでも砂浜に下りられるような工夫などをして、より多くの皆さんが海を楽しめる「バリアフリービーチ」にできたら、という夢もお持ちです。
長く務めた侑愛会を3月に退職し、この春からは障がい者の就労継続支援B型事業所「わかば」(森町)の管理者としての奮闘中です。ここは農園の中に作業所ができたようなイメージ。「駒ヶ岳ファーム」の4町(200m×200m)もの広大な土地で、職員さんと利用者さんがアスパラやカボチャの栽培を行っています。
農家の皆さんは高齢化が進み、ここ最近は廃業してしまう方も多いそう。一方で福祉の面では障がい者の就労の問題や作業の工賃のことなど、双方が課題を抱えています。
この二つが手を結ぶ「農福連携」の取組により、農家では人手の確保でき、障がいのある人には就労の可能性も生まれる。双方に良い影響がありそうです。
まだまだ始まったばかりの取組。今後の展開が楽しみです。
これからの時期は加工用のカボチャの収穫など忙しい時期が続きます。「わかば」では、一緒に作業をしてくれるボランティアも募集中。見学も受け付けます。興味のある方は、是非お問合せ下さい。
就労継続支援事業所「わかば」
茅部郡森町字駒ヶ岳491番地2
01374-5-2140
作業の様子などは「わかば」Instagramをご覧ください。
シーイクオリティのFacebookはこちら。
11:10~「人ネットワーク」
マスクの着用、スタジオ内の換気、消毒を徹底してお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、声楽家の徳永 ふさ子さんと竹内 ひとみさんをお迎えしました。
ご自身の歌の活動、合唱指導など函館で幅広くご活躍の徳永さん。コロナ禍で音楽の活動がままならない中、合唱用マスクの使用など工夫をこらして練習を重ね、一昨日21日(土)には、函館市芸術ホールでコンサートも開催されました。
そのコンサートにもご出演された竹内さんは、歌の他、フルート・ピッコロの演奏、またお茶の先生でもいらっしゃる多彩な方です。
フルートは15歳から演奏していたとおっしゃる竹内さんですが、歌を始めたのは5年ほど前のこと。FMいるかのパーソナリティでパイプオルガン奏者の石崎理さんがドイツに演奏に行く際に、竹内さんに「歌いましょう」というお声がけをしたそう。それまで歌は未経験だったそうですが、ドイツに行きたい一心で徳永さんの元で練習に励みドイツ行きを果たしました。
徳永さんは、縄文の音を研究する取り組みも行っています。「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録で注目される縄文ですが、徳永さんがこの取り組みを始めたのは2010年から。
世界遺産に向けた取り組みが始まったばかりの頃に開催されたフォーラムに参加したことがきっかけでした。
この度の世界遺産の構成資産のひとつである垣ノ島遺跡では、ハトの形をした「土笛形土製品」が出土しています。また自然の石からなる石笛(いわぶえ)も縄文の遺跡から出土しています。
「土笛形土製品」は、南茅部で活動をする「北の縄文CLUB」が複製を作成しています。今日はスタジオに複製の土笛と石笛をお持ちくださり、竹内さんが音を出して下さいました。
またこの二つの笛が演奏に参加する「縄文三曲」もお届けしました。
「タウブ(鳩)のさえずり」「縄文の海」「わたりひびけ祈り」からなるこの曲は2011年に函館の作曲家・作道幸枝(つくりみち さちえ)さんが作曲し発表されたものです。
なかなか3曲まとめてご披露する機会がなかったそうですが、21日の演奏会では函館メサイア合唱団の合唱、徳永さんの独唱、竹内さんも土笛・石笛で参加をし、通しで演奏されました。
放送ではその録音をお届けしました。
函館は歴史的に音楽と深い関りを持ってきた街。素晴らしい音楽の遺産がある街です。
そこに縄文の音が加わり、より魅力を増しています。
音の面からも、縄文を楽しんでみてはいかがでしょう?
明日24日火曜日は、毎週恒例お買得がいっぱい「火曜市」!均一価格でご奉仕します。
イオンお買い物アプリを上手に活用していますか?
アプリをダウンロードして新規会員登録をすると、期間中ご都合のいい一日にご利用できるクーポンが貰えます!
他にも様々なクーポンを配信しておりますので、この機会に是非ご利用ください。
詳しくはこちら
マックスバリュについて、詳しくはこちらから
11:10~「人ネットワーク」
マスクの着用、スタジオ内の換気、消毒を徹底してお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、函館市教育委員会 生涯学習部 文化財課長の長谷山 裕一さんをお迎えしました。
函館の大船遺跡・垣ノ島遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されました。登録に至るまでには、多くの関係者の皆さんの長きに渡る頑張りがありましたが、文化財課の皆さんもたいへんに尽力されています。
この遺跡群は、1道3県にまたがる17の関連遺産と2つの構成資産からなります。各所で多くの方が関わる中、調整をしたり、昨年行われた国際記念物遺跡会議(イコモス)の現地調査のための準備をしたりと、ご活躍でした。
コロナ禍で、本当に現地調査が実施できるのか?また昨年は世界遺産委員会が開催できなかったため、昨年に審査予定だったものが、今年審査される予定のなか、もともと今年の予定になっていたものが、どうなるのか?さまざまに不明点がある中で、準備を進めてきました。
審査が行われた当日、長谷山さんは市長始め市役所の関係者の皆さんと一緒にオンラインで世界遺産委員会の様子を見守っていたそうです。
審査は思ったよりもスムーズに進み、予定時間よりも早くに登録が決定しました。
その翌日には、垣ノ島遺跡の一般公開もスタートしています。
9日に千代台球場(オーシャンスタジアム)で行われたプロ野球の試合の際には、国宝の中空土偶「カックウ」の着ぐるみによる始球式などのイベントも開催されました。
この日は雨でしたが、セレモニーは無事に開催することができました。
これまで市役所で、街づくりや景観に係る分野のお仕事に長く携わってきた長谷山さん。登録に向けたさまざまなことが大詰めを迎えた、昨年の4月に文化財課長に。これまで多くの方が大切に繋いできたバトンが渡されました。
世界遺産登録や、それに向けた機運の醸成には多くの方が関わっています。人と人との関りを大切にお仕事を進めています。
世界遺産登録がゴールではなく、ここから更に多くの皆さんに愛されていかなければいけません。今現在、そして今後多くの皆さんを迎える中で、各施設もさまざまな課題が出てくるでしょう。皆さんも何かお気づきのことがありましたら、お気軽にご意見をお寄せ下さいね。
また遺跡にお出かけの際は定時解説や発掘体験などもお楽しみ下さいね。