4月14日(水)『オトノハにのせて』本日のお客様♪
11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、函館少年少女合唱団 事務局長の洞口 善次さんをお迎えしました。
1976(昭和51)年に、信田誠さんにより結成された函館少年少女合唱団。今年は創立45周年という節目の年になります。
現在、主宰指揮者・岡田幸子(さちこ)先生のもと、小学校1年生から大学2年生までの38名が活動をしています。
毎年、様々な合唱祭への参加や慰問活動などを行い、年に1度の定期演奏会も開催していますが、昨年はコロナ禍で思うような活動ができませんでした。
昨年は4月の定期演奏会に向けて準備を進めていたところでのコロナ禍。中止を余儀なくされます。
この演奏会が初の定期演奏会になる予定だったメンバーもおり、子どもたちも、そして子どもたちの活度を支える保護者の皆さんも落胆します。
その後、練習自体できない日も続きました。
この人数が感染対策を行いながら集まれる場所を探し、練習を再開したのが7月のことです。
皆での練習ができない時期も、団長がSNSで情報発信をしていたこともあり、マスク姿にはなりましたが、誰一人欠けることなく練習を再開することができました。
そして、今月18日(日)に、2年ぶりとなる演奏会が開催されます。
冬休みの合宿は宿泊はせずに、全日日帰りで実施。そして、演奏会直前となる春休みの合宿は、感染対策を行いながら2泊3日で行いました。
合宿で寝食を共にする中で、先輩たちが後輩の面倒を見ます。小さな子どもたちは、その先輩たちの姿に憧れて歌の技術を磨くと共に、自分たちが年上になったときに、しっかりと後輩のお世話をするようになります。そうやって絆を深めていきます。
今回は、創立45周年記念第43回演奏会となります。4部構成で、Eテレの「おかあさんといっしょ」でお馴染みの曲、ディズニーナンバーやポピュラーの披露。そして毎回お楽しみの合唱ミュージカルと盛りだくさんの内容です。
今回のミュージカルは、団員全員に活躍の場があるようにと、もともとの作品にアレンジを加えました。団はあくまで子どもたちが主体。振付なども子どもたちが自ら行います。
学生時代から合唱に親しんできた洞口さんは、娘さんの入団を機に団に係るようになります。もう20年以上になります。団を巣立った娘さんは毎年MCとして演奏会に参加されているそう。
卒業したかつての子どもたちは、合唱を続けている方、そうでない方、また函館を離れた方もいますが、何かあるときには応援に駆け付け、活動を見守ってくれているそうです。
子どもたちの熱のこもったステージを是非お楽しみ下さい。
函館少年少女合唱団 創立45周年記念 第43回演奏会
4月18日(日)函館市芸術ホールにて開催。
開場 13時 開演 13時30分
チケットは中学生以上700円、小学生以下無料。
函館市芸術ホールで取り扱っています。当日券の販売も予定しています。
感染対策をしてお出掛け下さい。
また、当日はインターネットでの生中継もあります。
函館少年少女合唱団のホームページはこちら
4月12日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪
11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、世界料理学会inHAKODATE実行委員会 代表の深谷 宏治さんをお迎えしました。
スペイン・バスク料理のお店「レストラン・バスク」と「バル・レストラン ラ・コンチャ」のオーナーシェフでいらっしゃる深谷さん。「ラ・ コンチャ」はお客様がワイワイとおしゃべりも楽しみながらお料理を味わうお店ですので、コロナ禍で現在も休業が続いています。
同じく実行委員会の代表を努める「函館西部地区バル街」は、2019年にその取り組みが評価をされ「サントリー地域文化賞」を受賞しています。これまでに32回開催され函館のみならず全国にファンの多いイベントですが、昨春・昨秋そして今春と中止となりました。
1年半に1度このバル街の翌日に開催されているのが「世界料理学会inHAKODATE」です。
2009年にスタートし、過去8回開催されています。深谷さんの元には、各地の方から開催を望も声が寄せられたそう。そこで今回は動画サイト「YouTube」を活用した、初めてのオンライン開催を決めました。
これまでは各地から料理人や食に携わる方が函館にやってきて、講演会やフォーラム、食材の見本市、また各シェフの自慢の料理が味わえるパーティーなど盛りだくさんのイベントが開催されてきました。
今回は、事前に収録した料理人のインタビューなどの映像コンテンツを配信する形になります。
「深谷宏治 対談シリーズ」と題したインタビューは10本。バル街でもお馴染みの弘前・レストラン山崎の山﨑隆シェフなど国内外の著名な料理人に深谷さんがインタビューしています。
更には、以前この番組にもご出演下さった「maison FUJIYA Hakodate(メゾンフジヤハコダテ)」の藤谷圭介シェフによる個人発表、「函館道南のワインづくり」「さかな自慢 函館の魚屋放談」といった地元コンテンツ、過去の様子を紹介する「アーカイブコンテンツ」など多岐に渡っています。
このイベントのために函館に足を運ぶことを楽しみにしていた料理人の方や参加者の方がたくさんいます。対面での開催ができないのは残念なことではありますが、動画はいつでも、どこでも見ることができます。視聴無料で、19日(月)以降いつでも見ることができます。好評であれば、今後コンテンツを増やしていくことも考えているそうです。
これまで興味はあっても足を運ぶ機会がなかった方などにもお楽しみ頂けます。
これまで以上に多くの皆さんに届くことでしょう。そしてコロナ禍が落ち着いた時には、更に大きなイベントとなる可能性を秘めています。
番組では、第1回の料理学会が開催されるまでのお話や、コロナ禍前の昨年1月に函館で開催された「函館ホリエモン万博」で、深谷さんがホリエモンこと堀江貴文さんと対談された際のことなどもお話下さいました。
今回の料理学会は「歩みを止めない。料理人の熱き思いを、函館から発信!」というサブタイトルが付けられています。
是非、その思い受け止めましょう!!
世界料理学会inHAKODATEのホームページはこちら
4月7日(水)『オトノハにのせて』本日のお客様♪
11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、株式会社エムワイプラン 取締役副社長の伊藤 亜希さんをお迎えしました。
株式会社エムワイプランは、トップスポップコーンなどの飲食店を展開する会社です。
MARUYOSHI GROUPの中の1つの会社で、その他にもグループでは工事業の「有限会社 丸義工建」、ファミリーマートを展開する「株式会社 One Family」など、多くの業種を手掛けています。
そのエムワイプランが新たにスタートさせたのが、飲食店の料理の宅配を代行するサービスです。社長により「はーこーBoo(ブー)」というかわいい名前が付けられたこのサービスは、函館市・北斗市・七飯町全域を宅配エリアとします。
昨年からのコロナ禍で、飲食店は大きな打撃を受けています。テイクアウトを始めたお店もありますが、苦戦するところが多く、また出前・配達をしたくても、個人経営が大半の飲食店では人手の確保が難しいなど課題が多くあります。
始めは、店舗の情報をサイトにまとめます。その後宅配業務を行うことになるのですが、始めから多くの店舗が賛同し参加をしてくれた訳ではありませんでした。
各店のチラシをファイルに入れ企業などに配布すると言ったアナログなスタートとなりました。そこから広がり開始から2か月程。現在参加店は和・洋・中・スイーツ・居酒屋など60店舗を数えます。
サイトでメニューをチェックして、注文をします。注文はサイトからだけではなく電話でもすることができます。後は届くのを待つだけです。
手数料としてお店が配達員に500円支払い、利用者も配達員に1注文につき500円支払います。その合計1,000円が配達員の手当てになります。
遠くは仁山から宅配の依頼があったそう。距離があることによって商品が冷めてしまったりという懸念もありましたが、お届け先のお客様が大変に喜んでくれたそう。運んでいるのはお料理だけではないようです。
函館にも続々と宅配サービス参入の話題がありますが、選択肢が増えることは提供する飲食店にとっても、利用者にとっても利点が多くありそうです。
「はーこーBoo」は、地域のお店の商品を、地域の会社が、地域のお客様に届けるサービスです。
今後は、お料理だけでなく雑貨やお花など、生活に用いるさまざまな物を届けたいと伊藤さん。
それに向けての準備も進めています。「パソコンの調子が悪い」など日常のちょっとしたお困りごとにも、すぐに地域で対応できる体制を整えたいとお話下さいました。
現在、新たな登録店や配達員を絶賛募集中です。
また、エムワイプランでは、後継者がいない等の理由で、続けることが難しくなったお店の継承などの事業も手掛けています。何か、店舗運営のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽に相談してみて下さい。
※「はーこーBoo」は参加店によって営業時間・定休日・最低注文額が異なります。
詳しくはホームページなどでご確認下さい。
4月5日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪
11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、函館花いっぱい道づくりの会 代表の折谷 久美子さんをお迎えしました。
会では、石川・桔梗地区の国道5号(函館新道)に花を植える活動をしています。函館の道路の玄関口であるこの場所に、色とりどりの花を植えて「おもてなし」をしたいと始められて、今年で18年目。そんな活動等が評価を得て、このたび嬉しい賞を受賞しました。
ベスト・シーニックバイウェイズ・プロジェクト2019で、シーニックバイウェイ北海道「函館・大沼・噴火湾ルート」の函館新道「花いっぱい活動」および「シーニックdeナイト」が、最優秀賞と部門賞のひとつ「美しい景観づくり賞」を受賞したのです。
本来は昨年秋頃に札幌で表彰式が行われる予定でしたが、コロナ禍ということもあり、3月末に延期に。函館開発建設部で行われた表彰式には折谷さんと、シーニックバイウェイ北海道 函館・大沼・噴火湾ルートの会長である佐々木哲夫さんが出席されました。
長きに渡り、絶えず行ってきた活動が評価されました。活動を始めた当初、この辺りは函館の街中からは「ちょっと離れた場所」というイメージでしたが、その後、沿道には店舗が続々とオープンし、周辺の環境や私たちのこの地域の捉え方も大きく変わりました。
お花の活動は、春の植栽作業は勿論、秋の撤去作業まで、定期的な維持管理など、多くの地域の皆さんが関り、私たちの目を楽しませてくれています。
例年、植栽は地域の子どもたちや町会の皆さん、周辺企業の皆さんが参加して行います。子どもたちは年々成長し、折谷さんはその姿を見るのも楽しみだったそう。今は函館を離れた方も多くいますが、帰省の際にお花を楽しんでくれたり、作業に携わる家族を労ったりしてくれているそうです。
昨年はコロナ禍のため、作業は大人のみで行われました。今回の受賞もすぐには、関わる多くの人たちと一緒に喜ぶことはできませんが、この状況だからこそ、いつもと変わらずに綺麗にお花が咲く光景に癒されている方も多いのではないでしょうか?
函館新道と並行して行っている、函館空港前の道道の花植えも昨年15年を迎えています。そして先日、函館新外環状道路(空港道路)が開通し、折谷さんたちがお花の活動を行っている二つの地域が道路で結ばれることになりました。これも感慨深いことです。
お花の活動は秋まで。それ以降の冬期間は「シーニックdeナイト」と題し、ワックスキャンドルを灯す活動を行っています。一年を通じで行う二つの活動が、この度評価を得ました。
来週末には、函館駅前の花植えを活動も始まる予定です。そして、活動20周年も見えてきました。その頃にはコロナ禍も落ち着いて、多くの皆さんと一緒に、活動20年をお祝いできると良いですね。
11:10~「人ネットワーク」
新年度は金曜日も「人ネットワーク」をお届けします。
今日はお客様に、森脇 颯(号・雅風歌)さんをお迎えしました。
森脇さんは、函館中部高校に通う高校生。
春休みが終わると3年生です。
小学校1年生から、宮崎加奈古さんの指導のもと、お箏のお稽古を続ける森脇さん。
お母様がお箏を習っていたこともあり、お箏は子供の頃から身近なものだったよう。
「師範」という言葉の響きに憧れて、小学校高学年の頃からは、師範を目指していたそうです。
その目標通り、一昨年准師範の試験に合格し「先生」になりました。
茶道や華道のように、お箏にも流派があります。
森脇さんの流派の試験は、お箏を演奏する実技に加えて筆記試験もあるのだとか。
実技も、古曲・歌曲(歌もうたいます!!)など4つのジャンルにそれぞれ3曲の課題曲があり、当日その時まで、どの曲を演奏することになるか分からない状態。
全12曲をまんべんなく稽古しなければなりません。
弾くことになったのは「あまり得意ではない曲」だったそうですが、見事首席で合格しました。
試験の翌日には、関係者・受験者が集まっての合格発表が!そこで、首席として名前を呼ばれスピーチもしたそうです。
号は、お名前の「颯」の字にも使われる「風」を入れて「雅風歌(まさふうか)」としました。とても気に入っているようです。
昨年は休校期間もありましたが、学校は通って友達に会うだけで楽しいそう。
お箏以外にはサッカーが好きで、以前はプレーもしていました。
今は、専ら観戦だそうです。
来月にはコンサートが開催されます。
「箏コンサート~森脇雅風歌のチャレンジ~」と題したコンサート。
タイトル通り森脇さんが主役のコンサートです。
演奏曲目も、自分で決めました。
なかなか聴く機会の多くないお箏の現代曲や、お馴染みの楽曲のお箏アレンジ、2月に芸術ホールで開催された「スプリング・コンサート」で、師匠・宮崎加奈古さんと共演した曲など盛りだくさんのプログラムです。
お箏の音色の迫力と、演奏する姿を生で体感できる貴重な機会です。
是非、感染対策をしてお出掛け下さい。
このコンサートには、森脇さんの中学生の弟さん・靖(せい)さんもご出演です。
このコンサートが終わったら、今度は受験モードに切り替え。大学進学に向け勉強に励む毎日になりそうです。
進学で函館を離れることになりそうですが、お箏は続けたいとおっしゃる森脇さん。
今の時点では、将来の選択肢がたくさんあるようで、どんな道を選んで進んでいくのか、楽しみです。
※箏コンサート~森脇雅風歌のチャレンジ~
5月1日(土)函館市公民館(青柳町12-17)にて開催
開場 13時30分 開演 14時
入場無料 要整理券
整理券は、森脇さん、宮崎さん、また函館市公民館 八木楽器店(千代台町)で配布中
前日まで予約も受け付けます。
ご希望の方は宮崎さん 0138-51-2656まで
(留守番電話の場合は、整理券希望の旨を吹き込んで下さい)
森脇さんの師匠・宮崎加奈古さんのブログ「カナコラム」で
コンサートに寄せる想いを綴っていらっしゃいます。
こちらからご覧ください。