11:10~「人ネットワーク」
今日は、作詞家の伊藤 千恵さんにお電話でご出演いただきました。
函館出身。かつてsisters(シスターズ)、The Letter(ザ・レター)というバンドでステキな音楽を届けてくれていた伊藤さんが、現在作家活動に力を入れています。
ご自身のバンド活動も行っていた2015年に、韓国の男性5人組グループ「NU,EST(ニューイースト)」のアルバム収録曲の作詞を手掛けたことをきっかけに、2019年に日本デビューをしたK-POPガールズグループ「OH MY GIRL(オーマイガール)」の作品にも関わることになります。
「OH MY GIRL」は、2015年に韓国でデビューした7人組ガールズグループ。彼女たちの楽曲の日本版、「Japanese ver」の詞を手掛けるのが伊藤さんです。
9月22日にリリースされた「DUN DUN DANCE Japanese ver」はすぐに話題に!4日に放送された「CDTV ライブ!ライブ!」では、リモート出演ではありましたが、フルサイズがテレビで初披露されました。
これまで長く、ご自身が歌うための楽曲を制作してきた伊藤さん。別言語でのオリジナルがある上で日本語詞を手掛けるのは、また違った作業になるようで、そんなお話もお伺いすることができました。
更に、新たな試みとして小説を朗読CDにする際の脚本も手掛けられました。
KADOKAWAが運営する小説投稿サイト「魔法のiらんど(まほうのあいらんど)」が主催するコンテストで昨年、受賞した作品「香屋 夢見堂~夢の香りは縁を結ぶ~」。既に小説は刊行されていますが、この度メディアミックス企画の一環で、朗読CDが発売されることになりました。
そのCDのために小説を抄訳するという作業が伊藤さんに任されたのです。
新たな世界にどんどんチャレンジしている伊藤さん。今後も、活動を応援し、皆さんにご紹介していきたいと思います。
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11:10~「人ネットワーク」
緊急事態宣言が解除となり、スタジオにお客様をお迎えしています。
引き続き、スタジオの消毒など感染対策をしたうえで、放送をお届けしていきます。
今日は、お客様に函館地方・家庭裁判所長の佐久間 健吉さんをお迎えしました。
裁判官となって30年。主に民事裁判を担当してこられた佐久間さん。
各地の裁判所で勤務をされ、今年の3月に東京地方裁判所から函館にいらっしゃいました。
お生まれは東京ですが、転勤族のご家庭で小学校の卒業は網走で迎えられたそうです。
少年時代は漫画がお好き(特に横山光輝作品)、学生時代は大学の山登りサークルに所属するほど山登りに打ち込んでいたとおっしゃる佐久間さん。
映画「剣岳―点の記」でお馴染みの名峰「剣岳」にも登頂されたそうです。
その学生時代は法律を学び、弁護士を目指されたそうです。
司法試験に合格した後、裁判官、検察官、弁護士の各先輩のもとで学びを深める中、尊敬できる裁判官の方に出会ったことで現在の道に進まれました。
実は現在は「法の日」週間。
昭和35年に10月1日が「法の日」と定められ、10月1日からの1週間が「法の日」週間となります。法制度の説明会など、さまざまな行事を行っています。
今日は裁判所のお仕事の中から佐久間さんも担当をされる、「調停制度」について詳しくお話していただきました。
「調停」は、裁判のように法律によって白黒つけるものではなく、話し合いによりお互いが譲り合うことによって調停を利用される方自身がトラブルを解決するのを支援する制度です。
離婚や離婚に絡む子どもの養育権や親権者の問題、遺産相続のトラブルなど家庭内のあれこれ。またお金の貸し借りや、賃金の未払い問題、騒音などのご近所トラブルなど、私たちに身近なさまざまなトラブルに対応しています。
裁判官と専門的な知識をもつ調停委員が「調停委員会」というチームを組んで、中立的な立場からアドバイスをするなどの支援をします。
これにより、お互いが納得できる柔軟な解決を目指すことができる。
裁判に比べて手続きが簡単で費用も安く済む。
解決までの時間が比較的短い。
非公開の手続きなので秘密が守られるなど、さまざまな良い点があります。
調停制度は来年100周年。
長く支持されてきた制度です。
100周年の節目に、3匹のお猿さんの広報キャラクター「メガネアイ」「オオミミアイ」「ハナシアイ」、3匹併せて「アイアイアイ」が誕生しました。(お写真で佐久間さんがお持ちの物です。)
佐久間さんは函館にいらして半年ほど。
コロナ禍で、あちらこちら出歩いてというのは難しい状況ですが、街を散策して面白いものを見つけたり、大好きなナポリタンを食べ比べたりと、函館生活も楽しんでいらっしゃるようです。
裁判所には「気軽に利用する」というイメージはないかも知れませんが、身近なトラブルの解決の選択肢の一つに調停制度があるということを知っていただければと思います。
※調停の手続き相談会(主催・日本調停協会連合会、函館調停協会)が開催されます。調停の申し立て手続きについて調停委員が無料でご案内します。(具体的な事案のアドバイスなどは行いません。)
10月16日(土)10時~15時
函館市亀田交流プラザで開催。
函館地方裁判所、函館家庭裁判所のホームページはこちらにあります。
11:10~「人ネットワーク」
緊急事態宣言が解除となり、今日からスタジオにお客様をお迎えできることになりました。
引き続き、スタジオの消毒など感染対策をしたうえで、放送をお届けしていきます。
今日は、お客様に株式会社 五島軒 代表取締役社長の若山 豪さんをお迎えしました。
9月1日に、歴史ある五島軒の5代目社長に就任された若山さん。「社長」と呼ばれるのには、まだまだ慣れないとお話下さいました。
「将来なりたいものは?」との問いに、幼稚園の年中さんの時には「ウルトラマン!!」と答えたそうですが、それが年長さんになると「五島軒の社長」に。子ども心に、周りの空気を察していたのかもしれませんね。
高校卒業後、函館を離れて東京の大学に進学します。この時には、まだ後に函館に帰り五島軒で働くことは決めていなかったそう。卒業後は、物流の大手企業に就職します。
20代半ばの頃に、おじい様に当たる三代目が亡くなり、五島軒事態も世の中の流れの中で転換期を迎えるときに、函館に帰ることを決意されます。
ちょうど、東日本大震災が発生した時期。いろいろなタイミングが重なりました。
ただ、すぐに五島軒の勤務とはなりません。さまざまな場所で経験を積むことになります。始めに向かったのはアメリカ。レストランと聞いていたはずが、まさかのお蕎麦屋さん。メキシコ人のスタッフに怒られながら必死でお蕎麦を茹でていたそうです。
帰国後も国内の洋菓子店などで研修を行い、函館に戻ってからは工場勤務も経験しました。
五島軒以外で経験を積んだこと、工場などで従業員の皆さんと一緒に汗を流したこと。さまざまな積み重ねが、現在の仕事をする上でも力になっているようです。
1879(明治12)年創業の五島軒は、創業142年。この間に幾多の大火、戦争も2回ありました。その後は、宴会や結婚披露宴が年に300件もあったことも。
時代や環境の変化に順応しながら、これまで多くの人に支えられ年月を重ねてきました。
若山さんは、社長就任に当たり、「感謝と変革」という経営理念を掲げました。
現在は、地元の企業や特産品とのコラボレーションなど新たな商品も展開しています。
長い歴史を踏まえ、新たな一歩を踏み出す五島軒。是非、地元の皆さんも気軽に、伝統の味をお楽しみ下さい。
五島軒のホームページはこちらから
11:10~「人ネットワーク」
北海道への緊急事態宣言発出を受け、当面の間、お客様はお電話でのご出演になります。
今日は、函館音楽協会からピアニストの石田 雅代さんにご出演いただきました。
函館音楽協会は、函館や近郊で音楽活動をされる方、また函館や近郊の出身で各地でご活躍の方などからなる会です。1936(昭和11)年の設立で、クラシックを中心に現在100名ほどの方が会員となっています。
音楽大学を卒業して間もない若手から、大ベテランまで世代は広く、また鍵盤、管打楽器、声楽など取り組むジャンルもさまざまです。
また主催事業として、春・秋年2会の定期演奏会、学生コンサート、ジュニアコンサートも開催しています。
10月8日(金)には、今年度の秋季定期演奏会が行われます。
今回のテーマは「2021 anniversaryの作曲家たち」。没後500年のジョスカン・デ・プレ、没後100年のサン=サーンス、没後50年のストラヴィンスキー、生誕100年のピアソラ。
日本の作曲家では、没後20年の団伊玖麿、没後25年の武満徹といった、今年2021年が節目の年となる作曲家の楽曲が演奏されます。
演奏の形態もユニークで、ストラヴィンスキーの「イタリア組曲」からの楽曲は、マリンバの佐々木雅代さんと、ピアノの類家唯さんで、ピアソラのタンゴは、サキソフォンの橋本公志さんと、ピアノ伊藤亜希子さんでの演奏となります。
サン=サーンスの「死の舞踏」を2台ピアノで演奏される宮腰史江さんと、羽賀孝子さんは師弟コンビ。音楽協会の演奏会ならではの組み合わせも見どころ聴きどころです。
その他、合唱、声楽ソロ、ピアノソロ、ピアノとフルートと盛りだくさんのプログラムです。
音楽協会の主催事業は、出演者だけでなく運営も会員の皆さん。市内近郊でご活躍のピアニストのあの方が!声楽家のあの方が!!といった皆さんが、受付などさまざまな場所でお仕事をされ、ステージで演奏される方を支えています。
会場では、感染対策をして皆さんのお越しをお待ちしておりますが、お出かけの皆さんもご理解の上ご協力をお願いします。
令和3年度 函館音楽協会秋季定期演奏会
10月8日(金)函館市芸術ホールにて開催。
開場 18時15分 開演 19時
チケット(全席自由)一般 1,000円 学生 500円 中学生以下無料
※感染対策のため窓口でのチケット販売はしていません。
事前にお電話でご予約下さい。
080-6859-8462(コンサート専用)
ホームページはこちらから
11:10~「人ネットワーク」
北海道への緊急事態宣言発出を受け、当面の間、お客様はお電話でのご出演になります。
今日は、函館映画鑑賞協会 事務局長の佐々木 公子さんと、運営委員の田村 恵さんにご出演いただきました。
函館映画鑑賞協会は、会員制で映画の自主上映、鑑賞をする団体。昨年創立40周年を迎えました。現在は、映画を愛する150名ほどの会員の方が参加しています。
函館ではなかなか見られない、映画館で上映されない作品を年6回の例会で上映しています。
去年、今年はコロナ禍で、例会の開催が延期になるなど、予定通りに行かないこともありますが、頑張って活動を続けています。
通常の例会は、会員のみでの開催ですが、年に1度の「特別例会」は、会員以外の一般の方も作品を鑑賞することができます。楽しみにしている映画ファンの方も多いのではないでしょうか?
今年は、10月11日(月)(※当初この日は「スポーツの日」祝日でしたが、オリンピック、パラリンピックの開催が延期になったため、スポーツの日が7月に移動。平日になりました。)に、映画「山懐(やまふところ)に抱かれて」の上映とトークが行われます。
この作品はドキュメンタリー。岩手県田野畑村で酪農を営みながら暮らす、吉塚家の夫婦と7人の子どもの姿を24年間追いました。
家族は「山地(やまち)酪農」と言う、限りなく自然に近い環境で牛を育てます。一年を通して山に完全放牧。エサは大地に自然に生えるものと自前の牧草だけです。
自然と共に歩むからこその課題、365日24時間いのちと向き合う姿勢、そして24年間の子どもたちの成長…。様々な視点から、鑑賞できる作品です。
地元ローカル局「テレビ岩手」が、丹念な取材を重ね、これまでに何度か放送してきた人気ドキュメンタリーシリーズを、テレビ局の開局50周年を記念し映画化しました。
また映画の上映に合わせトークには、せたな町村上牧場で乳牛を飼育する酪農家・村上健吾さんと、七飯町でヤギやヒツジたちと暮らしながら、チーズ工房を営む、山田農場の山田あゆみさんが登場します。映画と合わせてお楽しみ下さい。
函館映画鑑賞協会251回例会(特別例会)
映画「山懐に抱かれて」の上映とトーク
10月11日(月)函館市民会館 小ホールで開催
映画 ①10時30分~ ②13時30分~ ③16時10分~ ④18時30分~
トーク ①12時15分~ ②15時15分~
チケット 一般 1,200円(当日 1,400円)
学生、障がいのある方 500円 中学生以下 無料
市民会館、シネマアイリス、ドリップ・ドロップ(街づくりセンター内のカフェ)で販売中。
お問合せ 函館映画鑑賞協会 0138-52-0193
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