カテゴリ: オトノハにのせて の記事

2021年 11月 10日 UP!

11月10日(水)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

 

消毒・換気など感染対策をしたうえで、スタジオにお客様をお迎えしています

 

今日はお客様に、ナンバー・エイト代表、一般社団法人JOY理事の久保 優太さんをお迎えしました。

「一般社団法人JOY」は、生理用品の無料配布プロジェクトを展開しています。

湯川の雑貨屋さんMinaMinaの佐々木絵美さんが始めた取り組みで、活動をより充実させるために法人化を目指しクラウドファンディングに挑戦しました。多くの皆さんの思いが実りこの秋念願の法人化となりました。佐々木さんが代表理事、お二方いらっしゃる理事のお一人が久保さんです。

「男性が生理用品に関わっているの?」と驚かれる方もいらっしゃるそうですが、性別を超えて多くの人に理解が広がり、より悩みを話しやすい環境になっていくと良いですね。

 

函館出身の久保さん。大学卒業後、札幌で就職しインターネット通販事業など多くのお仕事を経験されます。

鹿部町の地域おこし協力隊としても活動されました。その当時、始めたのが「ナンバー・エイト」。この春からは、活動を本格化させています。

ラグビーのポジション「NO8」にちなんで名づけられました。「NO8」はプレーの中で多彩な動きが要求されます。久保さんの「ナンバー・エイト」も実に多彩です。

 

メインの活動は事業戦略とマーケティング・コンサルティングです。化学を学んでいた大学時代、当時話題になっていた「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(もしドラ)を手にしたことをきっかけにマーケティングに興味を持ちます。以後、独学でマーケティングを学んでいきます。

 

久保さんが関り実際に商品化したのが、鹿部町の水産会社「海鮮商店」が販売する「たこうどん」。鹿部で獲れた新鮮で美味しいミズダコの頭を茹でて細切りにしたものです。

社長の木本さんの頭の中にはこの商品の構想はありましたが、実際に売れるのか?というところで久保さんのマーケティングの出番です。マーケティングにより商品として売れるという裏付けをして、世に出すと評判に。商品を購入したお客さんだけでなく、タコ漁師さん、そして加工をした水産会社、皆が喜ぶ結果となりました。

 

また、独学で身に着けた知識で起業したという久保さんの経験を、若い世代に伝えてほしいと、学校などからの講演会の依頼も増えています。

今の子どもたちはSNSなども活用しているため、情報量が増えているそう。高校生くらいから明確に将来の夢・目的を持っている子も多いそうですが、なかなかそれを口には出さないそう。熱い思いを胸に秘めて、実現に向けた相談を久保さんにしてくれるそうです。

 

JOYもナンバー・ナインも本格的に活動が始まったばかり。今後の久保さんの活動が楽しみです。

 

ナンバーエイトについて詳しくはこちら

 

 



| 3:07 PM | オトノハにのせて |

2021年 11月 08日 UP!

11月8日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

 

消毒・換気など感染対策をしたうえで、スタジオにお客様をお迎えしています

 

今日はお客様に、函館オペラの会 2021年度公演にご出演の鈴木 麻里さんと三井 大樹(だいじゅ)さんをお迎えしました。

鈴木さんは函館大学付属柏稜高等学校の非常勤講師をしながら、ソプラノ歌手として数多くのステージに立たれています。ピアニストのお姉さまとのジョイントコンサートなども開催しています。

一方の三井さんは、函館や近郊の合唱、ミュージカル、野外劇などさまざまな舞台でご活躍です。

 

函館では毎年この時期「函館市民文化祭」が開催されます。展示部門、舞台部門と多くの市民の皆さんが参加する市民の文化祭です。

舞台部門として14日(日)に、函館市民会館大ホールを会場に行われるのが「函館オペラの会」の公演です。

 

前身の団体時代から数えて24回目となる今回の演目は、ドニゼッティ作曲の「歌劇 愛の妙薬」です。

主人公は村の青年・ネモリーノ。彼は、村の実力者の娘で美しくも少々勝気なアディーナに恋をします。でもその恋を実らせるのは叶わぬ夢。そんな時、村にやって来たのが薬売りのドゥルカマーラです。彼はいかさま薬売りで、「ほれ薬」としてネモリーノにインチキな薬を売りつけます。ところがネモリーノは村の女性たちにモテモテになってしまい・・・。さて、ネモリーノとアディーナの恋の行方はいかに!?嘘の薬が愛を育むラブコメディです。

 

今回が函館オペラの会3回目の出演となる鈴木さんは村一番の美女・アディーナを、三井さんはインチキ薬売りのドゥルカマーラを演じます。三井さんは、第8回公演「アイーダ」(平成10年)から毎回、ご出演他さまざまに公演に関わり続けています。

お2人を始め関係者の皆さんはコロナ禍のため、実際に開催できるかどうか分からない中で、また練習が制限される中で準備を重ねてきました。本番が間近に迫ったこの時期は、体調管理にも余念がありません。

 

オペラは歌い手の方だけでなく、オーケストラ、バレエ、衣装、ヘアメイク、大道具や舞台技術等々多くの方が関わる総合芸術です。

そしてこの公演では、そのほとんど皆さんがが函館や近郊で生活をしたり、お仕事をする市民。まさに手作りのオペラです。是非、感染対策をしてお楽しみ下さい。

 

「歌劇 愛の妙薬」は11月14日(日)函館市民会館大ホールで開催。

開場 13時 開演 14時

入場料 一般 2,500円 学生(高校生以下)1,500円 全席自由

函館市民会館、函館市芸術ホールなどで販売中。

※パソコン要約筆記サークル「つばさ」による、日本語字幕スーパーがつきます。

 



| 2:46 PM | オトノハにのせて |

2021年 11月 05日 UP!

11月5日(金)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

 

消毒・換気など感染対策をしたうえで、スタジオにお客様をお迎えしています

 

今日はお客様に、北海道立函館美術館 学芸員の石井 紗輝(さき)さんをお迎えしました。

昨年4月に北海道立函館美術館の学芸員に着任した石井さん。東京のご出身で、大学を卒業して学芸員の道へ。札幌の美術館に1年お勤めをされ、函館へやってきました。

 

「芸術の秋」。現在、北海道立函館美術館では、石井さんが担当される展覧会が開催されています。北海道を代表する画家のひとり・国松登の作品展「北の抒情と幻想 国松登展」です。

国松は函館出身の画家ですが、これまで函館でまとまった数の作品を見る機会はなかなかありませんでした。函館美術館でも大規模な回顧展を開催するのは今回が初めてのことです。

 

北海道の作家らしく、雪原や流氷などを題材に描かれた作品が多いのですが、決して冷たいイメージではなく、静寂の中にもどこか情感や温かみが感じられる作品が並びます。

長い画業の中での作品の変遷なども味わうことができます。

また国松が使用していたパレットなどの画材、同時代に活躍した画家や憧れ慕った三岸好太郎の作品、活動の様子などが窺える文学資料なども展示されています。見応えのある作品展です。

 

作品を見て、それぞれに思いを寄せ解釈するのも良いですが、国松がどんな画家だったのか、どのような背景で作品が生まれたのかを知ると、より興味深い鑑賞ができそうです。

14日(日)には「見どころ解説」が、28日(日)には「国松登の生涯と画業について」と題した美術講座が開催されます。共に、石井さんが講師となりお話をされます。

 

展示室前手前のホールでは、工作コーナー「ハコビ・アトリエ」も実施しています。

国松の作品「眼のない魚」にちなんで、皆さんが思い思いの魚を仕上げることができるものです。材料は全て美術館で用意しています。魚の形の枠組みに、カットされたセロファン紙を張り付けて完成させます。手ぶらで、簡単にできる作業です。是非お楽しみ下さい。

因みに、JR札幌駅の構内(バスターミナルに向かう通路)では国松が原画を手掛けた大きなステンドグラス作品「黎明」を見ることができます。札幌へお出かけの際には探してみて下さいね。

 

また7日(日)までは芸術週間の諸行事も開催。コレクション(常設展示)は無料でご覧いただけますし、過去の展覧会のポスターも無料配布しています(数に限りがあります)。

明日6日(土)には、松前高校の書道部によるパフォーマンスも行われます。

 

函館出身の国松の展覧会。また、さまざまイベントも開催されています。美術館周辺の紅葉も見ごろを迎えています。是非、感染対策をしてお出掛け下さい。

 

「北の抒情と幻想 国松登展」は12月5日(日)まで。

9時30分~17時(入場は16時30分までにお願いします。)

月曜休館

観覧料 一般 920円、高大生 610円、小中生 300円(各種割引料金有)

※6日の松前高校書道パフォーマンスは、①11時~ ②13時~

ホームページはこちら



| 4:40 PM | オトノハにのせて |

2021年 11月 03日 UP!

11月3日(水)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

 

消毒・換気など感染対策をしたうえで、スタジオにお客様をお迎えしています

 

今日はお客様に、遺愛女子高等学校 英語科3年生の笹森 ルカさん、斉藤 稀々(きき)さん、冨成 明日羽(あすは)さん、古館 希和(きわ)さんをお迎えしました。

今日は祝日。いつもはこの時間が学校の高校生がスタジオに来てくれました。感染対策のため前後半に分けてお2人ずつのご出演となりました。

 

遺愛の英語科では、函館に入港するクルーズ客船の乗客の皆さんの通訳などをする「客船ボランティア」(通称“客ボラ”)という活動を行っています。

昨年・今年はコロナ禍で、皆さんが楽しみにしていた「客ボラ」が行えない中、生徒の皆さんがアイディアを出したり、先生が提案をしたりで新たなことにも取り組みました。

 

「遺愛ファーミング」では、学校に畑を作り野菜の栽培に挑戦。収穫した野菜はチャリティー販売をしたり、地域の子ども食堂に届けて喜んでもらえたそうです。

 

また、道南で農業を学ぶベトナム人の技能実習生と交流を深める「IAI×FOOD・AID(フードエイド)」も実施しました。コロナ禍で母国に帰ることができずに不安を抱えていたり、寂しい思いをしている実習生がいます。

20代など生徒の皆さんと年齢の近い実習生も多く、生徒の皆さんは、練習したベトナム語で自己紹介をしたり、実習生の皆さんも一生懸命学んだ日本語でコミュニケーションしたそうです。

 

北斗市出身の笹森さんは、さまざまな活動をする中で情報を伝える仕事に就きたいという夢を持ったそう。今後はアナウンサーなど、伝える仕事に就くことを目指した進学を希望しています。

 

斉藤さんは東京生まれ。中学生の時に北斗市に引っ越してきました。番組の中では、覚えたベトナム語での自己紹介も披露してくれました。本が好きで出版社で働きたいと希望しています。

 

冨成さんは、愛知県の出身。ご家族のお仕事の関係でこれまでさまざまな土地で生活してきました。小学生の頃にはアイルランドに住んだこともあるそう。北海道・日高の中学校を卒業して遺愛に進学しました。本が好きで、アイルランドや遺愛で身に着けた英語の力を活かした仕事に就きたいとお話してくれました。

 

古館さんは、今年の5月にも番組にご出演。音楽部に所属していて、昨年はコロナ禍で開催されなかったNHK全国学校音楽コンクール(Nコン)が今年は開催予定とお話してくれましたが、その後開催された大会で見事目標である全道大会出場を果たしました。

フランス語に興味を持ち、大学で学ぶために頑張っています。「縄文DOHNANプロジェクト」が手掛ける、縄文紙芝居の多言語化のフランス語訳にも関わっています。

 

楽しく充実した高校生活も残りわずか。遺愛で学んだこと、函館で過ごした時間は、これから進む道の中できっと大きな力になることでしょう?

夢に向かってキラキラ輝く彼女たち。どうか夢が叶いますように!!

 



| 2:09 PM | オトノハにのせて |

2021年 11月 01日 UP!

11月1日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

 

消毒・換気など感染対策をしたうえで、スタジオにお客様をお迎えしています

 

今日はお客様に、函館司法書士会 広報担当理事の木原 由貴さんと、國谷 大輔さんをお迎えしました。

木原さんは、湯川2丁目に「司法書士法人みらい」を設けています。國谷さんの「くにや司法書士法人」は堀川町に事務所を構え、また札幌にも支店があります。

 

司法書士のお仕事は多岐に渡ります。マイホームを購入する際の不動産登記、会社設立時などの会社や法人の登記に係ること、遺言書の作成支援、裁判所に提出する書類の作成、成年後見手続きに係ること・・・。

 

中でも近年増えているのが「相続」に関わる業務です。

「自分には財産がないから大丈夫」「うちは家族が仲が良いから問題ない」という方もいらっしゃるでしょうか?

お金はなくても、家や土地がある場合があります。また相続には多くの方が関わることになり、中には普段親しいお付き合いをしていない、会ったことがない人がいる場合も。その皆さんと会って話を進めるのは大変なことです。そんな時に力になってくれるのが司法書士の皆さんです。

今年「相続登記義務化」に関する“不動産登記法”が国会で決議され、3年後の2024年を目途に施行されることとなりました。相続に関して不安を抱える方が今後ますます増えていく可能性があります。

 

その司法書士制度、実はとても歴史があります。1872(明治5)年に、わが国最初の裁判所構成法である司法職務定制が定められ、代書人制度として誕生しました。

来年は制度ができて150周年という記念の年になります。

先日、女優の高橋惠子さんを函館にお迎えして、高橋さんと司法書士の方が函館山山頂でトークイベントを開催、その様子を収録しました。現在YouTubeで配信しておりどなたでも、ご覧いただくことができます。

相続登記の罰則を伴った形での義務化についてや、遺言書の保管制度、また北海道ならではの相続問題などがお話されています。是非、ご覧ください。

また11月6日(土)には、150周年のプレ事業として、「無料相談会。司法書士さん教えて!!」が開催されます。相続登記に限らず相談したいことがある方はお出かけ下さい。

 

今後ますます活躍の場が増える司法書士のお仕事。お困りごとのある方は、是非頼って下さい。そして司法書士の資格取得を目指す若い世代の方も増えると嬉しいですね。

「無料相談会。司法書士さん教えて!!」

11月6日(土)函館市亀田交流プラザで開催

先着24名の予約制です。

ご希望の方は 函館司法書士会 0138-27-0726までどうぞ。

 

函館司法書士会のHPはこちらから

 

「函館の夜、高橋惠子と相続を語り合う。」はこちらから



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