カテゴリ: オトノハにのせて の記事

2022年 01月 12日 UP!

1月12日(水)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

 

消毒・換気など感染対策をしたうえで、スタジオにお客様をお迎えしています

 

今日はお客様に、講釈師の荒到 夢形(こうとうむけい)さんをお迎えしました。

FMいるかの夜の番組「皆方流THEナイト」内、『荒到夢形の月曜講談会』(毎月第3月曜日19時から)にレギュラー出演中の荒到夢形さん。

郷土資料館や、元町・カフェバーやまじょうで定期的に講談会を開催しています。月に1度のやまじょうでの「黄昏講談会」は今年の1月で100回目を迎えます。

 

着物姿で釈台を前に張り扇でバンバンと叩きながら話芸を披露する講談。

古典作品もたくさんありますが、荒到さんは、ここ函館や道南を題材とした講談を創作し演じる活動も精力的に行っています。

 

講談に興味を持ったのは小学生の時。「赤穂義士伝」をテレビで見た際に、講談独特の修羅場調子のリズムに魅了されたそうです。

それから時は流れ、雑誌が主催する落語原作コンクールに応募した作品が最終選考に残ったのが今から20年ほど前のこと。

その後、東京の講釈師・神田愛山さんが主宰する教室に通って講談の原作の書き方を習います。

そう、始めは書き手だったんです。ただ、一生懸命に生み出したわが子のような作品も全てを演じてもらえるわけではなく、それならば自分でと演ずるようになりました。

 

函館や道南にゆかりの人物や、地域の学校の歴史など荒到さんが手掛ける講談の題材はさまざま。

また演じる場所もさまざまで、元日には、はこだて工芸舎で「元旦寄席」が行われています。

小学校に出向いて子どもたちに向けて演じることもあります。

コロナ禍以降は、寄席のキャンセルや予定が決まらない等、たいへんな時期もありました。

現在は感染対策をしながら、講談会を実施しています。

 

今月は16日(日)に「郷土資料館講談会」、そして100回を迎える「黄昏講談会」は23日(日)に会場を五島軒の王朝の間に移しての開催です。この日は、地元の落語家の方も登場。演芸会に続いて祝賀会も開催されます。お楽しみの1日になりそうです。

 

今年はコロナ禍が更に落ち着き、生の話芸を楽しめる機会が更に増えると嬉しいですね。

また、どのような新作が生まれるのかも楽しみです。

 

「第49回 郷土資料館講談会」

1月16日(日)10時30分から末広町・郷土資料館にて開催。

料金 500円(別途入館料が必要です)

お申込みは郷土資料館 0138-23-3095

 

「祝100回 黄昏講談会」

1月23日(日)五島軒 王朝の間にて開催

演芸会 15時~ 祝賀会 17時~

会費 演芸会のみ 1,500円 演芸会と祝賀会 7,000円

お問合せ カフェバーやまじょう 080-3237-3946

 

荒到 夢形さんのホームページはこちら!



| 3:35 PM | オトノハにのせて |

2022年 01月 11日 UP!

1月10日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

消毒・換気など感染対策をしたうえで、スタジオにお客様をお迎えしています

今日はお客様に、函館市立亀田中学校3年生 浅利 日菜子さんをお迎えしました。

函館地方法務局などが主催する今年度の「全国中学生人権作文コンテスト函館地方大会」で最優秀賞となる函館地方法務局長賞に選ばれました。

浅利さんが生まれる前に、お父さんとお母さんがホストファミリーとして受け入れた留学生ライアンとの交流を「違いは怖くない」と題して作文にしたものです。
ライアンにとって、浅利さんのお父さんが「ホストファーザー」、お母さんが「ホストマザー」ならば、ライアンは浅利さんの「兄」となります。

子どもの頃にライアンと対面を果たし一緒に遊んだ経験や、小さな頃から家族が教えてくれたことを通じて、浅利さんは差別や自分とは違う人との関りについて、さまざまなことを感じてきました。

生まれた国や肌の色が違っても、話をすれば理解しあうことができる。無理解によって怖さが生まれ、それが差別に繋がる。

今後、今まで普通だったことが普通ではなくなり、変だったものが普通になるような多様性のある社会の実現に向けて無理解がなくなることを望む。

国籍や肌の色だけでなく、自分の考えと違う人を怖いと思う気持ちも、話し合って理解することで消えるはず、と作文は綴られています。

中学生らしい瑞々しい言葉で、それでいて芯のある文章に引き付けられました。

中学校3年生。受験生の冬休みです。勉強に、また3年間部活で頑張ってきたバスケットボールの練習にと忙しい毎日を送っているそう。
知的障がいがある方たちのバスケットボールのボランティアもしています。

将来は地域社会に貢献したい、大好きな函館にずっと居たいとお話下さった浅利さん。

たくさんの夢が叶えられますように!!

※法務省では、相談ダイヤル「子どもの人権110番」を設けています。

学校のことや、お家のこと、親や先生には話にくいけれど悩んでいる、どうして良いか分からない。また周囲に困っている人がいるという場合は活用してください。

0120-007-110(全国共通・通話料無料)

月曜から金曜の8時30分から17時15分まで繋がります。



| 1:45 PM | オトノハにのせて |

2022年 01月 07日 UP!

1月7日(水)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

 

消毒・換気など感染対策をしたうえで、スタジオにお客様をお迎えしています

 

今日はお客様に、縄文DOHNANプロジェクトの縄文キッズ 大野 みなみさん(中央小学校4年生)と、池ノ上 玄騎(げんき)さん(大森浜小学校4年生)をお迎えしました。

昨年、世界文化遺産になった「北海道・北東北の縄文遺跡群」。函館の垣ノ島・大船の2つの遺跡が含まれます。

世界遺産登録以前から、地域の皆さんに縄文を楽しんでほしいとイベントを開催したり、グッズの販売をしたりと取り組みを続けているのが、プロジェクトの皆さん。

その中で、「縄文キッズ」として頑張っているのが今日のゲストのお2人です。今日は、イベントなどの際に着用する「縄文服」を着て放送に出演してくれました。

 

学校行事で「縄文文化交流センター」に行ったことをきっかけに、縄文に興味を持ったという大野さん。縄文人が身に着けていたイヤリングや、ネックレスなどアクセサリーに興味津々。そう、縄文人はとってもおしゃれだったようですよ。

池ノ上さんは、センターに展示されている土器などさまざまな資料の中で、矢じりなどに興味をもったそうです。学校のお友達の中にも、縄文に興味のある子がいるようです。

 

縄文DOHNANプロジェクトでは、北海道中小企業家同友会函館支部道南観光研究会が製作した「縄文紙芝居」を、イベントで披露したり多言語化したりしています。

この紙芝居を読むのもキッズたちの大切な役割。今日はスタジオで数枚読んでくれましたが、とても上手でした。全編をお聞きになりたい方は、NCVのYouTubeチャンネルに動画がアップされていますので、是非ご覧になってみて下さい。

 

15日(土)には、プロジェクトが主催するイベントも開催されます。イベントの中では、青森と中継で繋がりYouTubeの番組に参加しますが、その際にもキッズたちは中配の生配信で紙芝居を読む予定です。

 

冬休み、宿題や自由研究を頑張りながら、大人たちに交じってこのような経験もしています。

学校では「tiktok」が流行っているんですって。今どきですね!!

将来の夢は、大野さんは看護師。池ノ上さんは画家になりたいそうで動物の絵を描くのが得意です。お年玉でコビック(ペン)を買ったそうですよ。

子どもたちの目線で、どんな縄文が発信されていくのか、今後の活動も楽しみです。

 

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| 4:50 PM | オトノハにのせて |

2022年 01月 05日 UP!

1月5日(水)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

 

消毒・換気など感染対策をしたうえで、スタジオにお客様をお迎えしています

 

今日はお客様に、函館短期大学付設調理製菓専門学校 教頭の吉田 徹さんをお迎えしました。

かつてFMいるかでは、地産地消の取組を推進するべく地域の食材をふんだんに使った「函館夢弁当」を期間限定で販売していました。

ハセガワストアと函館短期大学付設調理師専門学校(当時)の共同企画で、中心となってメニューを考案して下さったお一人が吉田さんです。

 

現在学校名は「調理製菓専門学校」となりましたが、その頃と変わらずに吉田さんは学生を指導し、また地元食材を活用したレシピを開発するなど、精力的に活動しています。

 

先ごろ、教育部門において食生活の向上に寄与したことが評価され、一般社団法人 日本食生活文化財団の「食生活文化賞」を受賞されました。

この賞は各界からの推薦を元に授与されるものですが、推薦後さまざまな厳しい審査があり、推薦されたからと言って必ずしも受賞に至る訳ではありません。

吉田さんを推薦して下さったのは、東京でお仕事をされていた際に一緒に働いた先輩でした。

11月には、老舗レストラン、東京「上野精養軒」で開催された授賞式にも出席されました。

 

函館ご出身の吉田さん。函館短期大学の食物栄養科で栄養士の、函館短期大学付設調理師専門学校で調理師の資格を取得。東京にある皇室御用達の西洋料理店「東洋軒」に就職し、17年間腕を磨きました。

いつかは函館に帰って仕事をしたいという思いをお持ちだった吉田さん。函館に新しいホテルができる際に応募をして料理長に就任されます。

 

その後、母校である専門学校の教員となりました。以後、料理人の育成に尽力し、数多くの卒業生を世に送り出してきました。

学校で教えるのは、調理の技術だけではありません。就職した後に予想される、先輩との上下関係を乗り切るためのことや掃除の大切さなども学生たちに伝えています。

 

現在、在籍する学生は100名ほど。吉田さん他、教員の皆さんの尽力で地域の学校の特色を活かした、地元の食材を使ったレシピなどにも取り組んでいます。

現在学校では来年度の新入生を募集中。社会人を経て入学される方もたくさんいます。

調理の道に進みたい方は、ご検討いかがでしょうか?

函館短期大学付設調理製菓専門学校ホームページはこちら



| 4:39 PM | オトノハにのせて |

2021年 12月 27日 UP!

12月27日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

 

消毒・換気など感染対策をしたうえで、スタジオにお客様をお迎えしています

 

今日はお客様に、LGBT法連合会 代表理事(共同代表)、NPO法人 共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク 代表理事の原 ミナ汰さんをお迎えしました。

全国で性的少数者(セクシュアルマイノリティ)の支援活動などを長きに渡って行っている原さんですが、現在は函館在住。函館の冬も、今年で5年目となり、函館の冬の気候や冬道にも慣れてきたようです。

 

最近さまざまなところで見聞きする「LGBT」という言葉。L(レズビアン、同性を愛する女性)、G(ゲイ、同性を愛する男声)、B(バイセクシュアル、両方の性別を愛する人)、T(トランスジェンダー、身体や戸籍上の性に違和感を持つ人)の頭文字を取ったものです。

ただセクシュアリティは大変に多様。最近では、更に多くを包括するため「LGBT+」や「LGBTQ」など多くの表現が用いられています。

 

LGBTという言葉の認知と共に、法律の面や、社会での理解などが今広がりを見せています。

性的少数者のカップルを婚姻相当の関係と公的に認める「パートナーシップ制度」を導入したり、導入に向けての検討を行う自治体も増えています。

 

函館市でも来年4月の導入を目指し、意見交換会などが行われています。原さんも当事者として、制度導入に向け設置された検討委員会のメンバーを務められました。

また函館市では、性的少数者が働きやすい職場づくりや顧客サービスに取り組もうとする企業や団体に向けて、アドバイザーを派遣する事業も展開しています。原さん先日、スーパーでそのチラシを見かけて嬉しくなったそう。

 

これまではタブー視されたり、社会の枠組みの中で生きていくために我慢を強いられたりという場面が多くありましたが、最近では理解を深めるためのイベントが開催されたり、サポートの態勢ができてきたり、書籍もたくさん出版されたりしています。

今年10月には、支援に当たる際に知っておきたいことがまとめられた「性的マイノリティ サポートブックが発売されました。「セクシュアル・マイノリティ支援者養成研修講座」の内容が本になったもので、原さんも講師の1人として携わっています。

 

各所でご自身の経験や考えをお話になる機会も多い原さん。多岐に渡る活動の中では、相談も受け付けています。悩みや困りごとがありましたら、お気軽にお電話してみて下さい。

 

よりそいホットライン

0120-279-338(フリーダイヤル つなぐ・ささえる)

※24時間 365日の受付です。ダイヤル後は、ガイダンスに従って進んで下さい。

 

LGBT法連合会HPはこちら

NPO法人 強制社会をつくる性的マイノリティ支援全国ネットワークこちらから



| 5:25 PM | オトノハにのせて |

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