11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、新型コロナウイルス感染再拡大にともなう特別番組編成で放送をお届けしています。当面の間お客様はお電話でのご出演となります。
今日は、函館司法書士会から研修担当理事の小刀祢 健大(たけひろ)さん(前半)副会長の青沼 千鶴さん(後半)にお電話でご出演いただきました。
小刀祢さんは苫小牧市のご出身。山の手3丁目に「司法書士ことね事務所」を構えます。司法書士のお仕事を始められ10年。資格取得とほぼ同時に事務所を構え、函館での生活がスタートしました。
小刀祢さんは、司法書士のお仕事について、そして相続登記などについてお話下さいました。
司法書士は、法務局や裁判所に提出する書類の作成を行う、登記・供託・訴訟その他の法律事務の専門家です。司法書士制度は、今年150年を迎えます!!
最近は相続に関する相談や手続きの依頼が多いそうですが、相続登記は再来年(令和6年)4月から義務化されます。今まで相続登記をしていなかった方は、準備が必要になります。
相続登記は、相続人全員の押印が必要です。しかし相続登記を行わない間に、相続人に更に相続が発生したりと、相続登記がますます難しくなります。
相続が発生したらすぐに相続登記に取り掛かることが大切。遺言書を作ることが大事になる場合もあります。
個人でさまざまな手続きを行うのは大変なこと。その時に力になってくれるのが司法書士です。
今月2月は「相続登記お済ですか月間」と銘打ち、渡島檜山管内に事務所を構える司法書士の皆さんが、相続・遺言に関する相談を無料で行っています。是非、この機会にご活用下さい。
更に、今月は子供向けのイベントも開催します。こちらのお話は青沼さんが届けてくれました。
八雲で「司法書士・行政書士やまびこ事務所」を営む青沼さん。八雲でお仲間の皆さんと「キャンドルナイト」などのイベントを開催するなど精力的に活動しています。番組にもご出演下さったことがあります。
私たちが生活するうえで、さまざまな「きまり」があります。学校の校則や職場の規定、家庭でも約束・きまりごとがありますね。その大切な「きまり」について自分と異なる意見を持つ人も尊重し、考える力を身に付けながら、「法律」も身近に感じてもらえる機会になればと、企画されたもので今回3回目となります。前回に続いてオンライン開催となります。
紙芝居形式で物語が進行するワークショップ。楽しみながら法の世界に触れてみませんか?
管内にはたくさんの司法書士の方がいて、私たちの力になってくれたり、さまざまな情報を発信しています。相続等で、何かお困りのことがありましたら、是非ご相談してみて下さい。
「相続登記お済ですか月間」
管内の司法書士の情報は、函館司法書士会のHPでご確認下さい。
令和3年度子ども法律教室「解釈のちから」
2月26日(土)14時からZoomによるオンライン開催。
対象は 小学校4~6年生の児童(定員20組)
参加のお申込み・お問合せは函館司法書士会 0138-27-0726
函館司法書士会のHPはこちら
11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、新型コロナウイルス感染再拡大にともなう特別番組編成で放送をお届けしています。当面の間お客様はお電話でのご出演となります。
今日は、HUE(ヒュー)レインボーはこだてプロジェクトの林 絢(あや)さんと、富樫 伊織さんにお電話でご出演いただきました。
「レインボーはこだてプロジェクト」は、LGBTQ+(多様な性)を知ることで、誰もが自分らしく暮らすことができる地域づくりを考える活動を行っている市民有志の団体です。
HUEは、北海道教育大学(Hokkaido University of Educational)の頭文字をとったもの。
林さん、富樫さんともに北海道教育大学函館校の2年生です。
北海道教育大学函館校では、2年次に課題解決型の授業である「地域プロジェクト」でさまざまに学びを深めます。このプロジェクトはその1つです。
「レインボーはこだてプロジェクト」と協働で活動を行い、年に1度の啓発イベント「虹をはいて歩こう」や、「レインボーはこだてシアター」と題した、映画上映会と講演会を開催しています。
林さんは茨城県のご出身。将来、社会福祉士の資格取得を目指しています。そのために児童に関する福祉を学びたいと、この学校に進学しました。
中学・高校時代は演劇部。高校2年の学校祭で、トランスジェンダーに関する作品を自分たちで脚本を書き上演したそうです。その際に寄せられた感想のアンケートに書かれていたことなどが、大学でこのプロジェクトに参加したきっかけになったそう。
富樫さんは山形のご出身です。公務員を目指す富樫さんは地域政策のグループがあることから、この大学に進学しました。
公務員として働くうえで、さまざまな立場にあることを知ることが大切、そしてなにより面白そうと、このプロジェクトを選んだそうです。
2月12日(土)には、プロジェクトの1年の集大成となる「レインボーはこだてシアター」が開催予定です。
映画の上映と講演会の2部構成。映画は「ジェンダー・マリアージュ~全米を揺るがした同性婚裁判」。カリフォルニア州での同性婚裁判を追ったドキュメンタリーです。
講演会の講師は、「愛と差別と友情とLGBTQ+」という著書が話題になっているフリージャーナリストでコラムニストの北丸 雄二さん。「歴史を語り直すこと、作ること~民主主義の新たな対抗~」と題してのお話です。
函館でも現在「パートナーシップ宣誓制度」の導入を目指し、検討が重ねられています。
映画や講演をきっかけに、多くの方の関心が深まると良いですね。
「レインボーはこだてシアター」
2月12日(土)14時から函館市中央図書館 視聴覚ホールにて
申込不要、入場無料
※感染対策をしてお出掛け下さい。
詳しくは、レインボーはこだてプロジェクトHPをご覧ください。
ホームページはこちらから
11:10~「人ネットワーク」
消毒・換気など感染対策をしたうえで、スタジオにお客様をお迎えしています
今日はお客様に、北海道立函館美術館 学芸員の柳沢 弥生さんをお迎えしました。
現在、美術館では「アートのみかた、カギはここにあり。美術をまるごと楽しもう!」が開催されています。柳沢さんが担当されている展覧会です。
「美術はなんだか難しそう」「どんなふうに楽しんだら良いか分からない?」という方もいらっしゃるのでは?そんな方にこそ見て頂きたい展覧会です。
もちろん、美術がお好きな方も、楽しめます。美術に親しむヒントや鑑賞のポイントが、作品を通し紹介されています。
展示作品は、函館美術館の収蔵作品。函館にゆかりの作家の作品も多く見えています。
始めに展示されているのは、虎の水滴。今年は寅年ですものね!イントロダクションは「あなたの好みはどちら?」。似ているモチーフの作品を見比べてみます。
作品には、「キャプション」と呼ばれる作品名などが掛かれた名札のようなものが付いています。
STEP1では「作品が先か?キャプションが先か?」と題し作品が展示されています。さて、皆さんはどちらを先に見ますか?いつもと順番を変えてみると、また見え方が違ってくるかも知れません?
STEP2「何で表現しているのだろう?」では、版画の版木や、油彩画・日本画の画材、書道具も作品とあわせてご覧いただけます。
STEP3「何をどう表現しているのだろう?」では、“人物画”“静物画”など作品のジャンルを紹介。
STEP4「波響先生に学ぶ、和の美術の“かたち”」では、蠣崎波響の屏風や軸などを見ることができます。
ETEP5「現代アートもこわくない!」。インパクトのある作品が並びます。驚きながらお楽しみ下さい。
最後のSTEP6は「自己流でも楽しんでみよう!」。そう、心の赴くままに作品を感じて下さい。
並ぶ作品はジャンルも制作年代もさまざま。函館美術館の収蔵作品ばかりですので、以前の展覧会で見た記憶がある作品もあるかも知れませんね。
作品解説には、ふりがながふられ、多くの皆さんに分かり易くなっています。
より展覧会を楽しめる関連事業も予定されています。
「見どころ解説」(30分間程度)、「美術講座」(1時間程度)は共に柳沢さんが担当し、お話されます。お話を聞くのが先か、展覧会を見るのが先か、迷っちゃいますね。
版画制作に挑戦する「ハコビ・マジカル・ワークショップ」も開催予定。
是非、美術作品をお楽しみ下さい。
北海道立函館美術館で4月10日(日)まで開催。
毎週月曜休館(3月21日(祝)をのぞく)9時30分~17時まで
一般 510円 高大生 200円 中学生以下及び65歳以上無料
※その他、リピーター割引などの各種割引もあります。
「見どころ解説」は、1月22日(土)2月26日(土)3月12日(土)
「美術講座」は、1月29日(土)2月12日(土)3月5日(土)
全て14時から、美術館講堂で開催(13時から整理券を配布します)
「ハコビ・マジカル・ワークショップ」は2月5日(土)14時から
セピア(いかすみ)で手ぬぐいに絵柄を付けます。
申込締め切りは1月28日(金)です。
※感染対策をしてお出掛け下さい。
詳しくは美術館のHPをご覧ください。
11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、新型コロナウイルス感染再拡大にともなう特別番組編成で放送をお届けしています。当面の間お客様はお電話でのご出演となります。
今日は、レストランバスク オーナーシェフの深谷 宏治さんにお電話でご出演いただきました。
スペイン料理店「レストランバスク」のオーナーシェフとしてはもちろん、「函館西部地区バル街」や「世界料理学会」を手掛けるなど幅広くご活躍の深谷さんが、このたび「文化庁長官表彰」を受けられました。
これまで数多くの表彰に推薦されても、深谷さん個人への賞は受けて来られませんでした。
今回も、「賞を受けてほしい」という電話に即答はされなかったそう。受賞理由の説明を受け、また信頼する方へも相談されたそうです。
「文化庁長官表彰」は、文化の振興や海外発信、国際交流に貢献した人の功績をたたえる賞です。深谷さんのお料理だけではなく、これまでの、さまざまな取り組みが、料理文化の普及・発展、また地域振興に貢献したという点が大きく評価されました。ご本人も、その点を納得し、賞を受けることになったそうです。
昨年12月に東京で授賞式が開かれ、深谷さんも出席しています。受賞者の中には、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんのお名前も!!
記念撮影の際には、文化庁長官の作曲家・都倉俊一さん、海老蔵さんと並ぶ深谷さんの姿がニュースの映像に映っていました。
ちなみに、記念撮影は五十音順に並んだそう。海老蔵さんは本名が堀越さん。「はひふへほ」で、深谷さんと近かったのですね。
その他にも、嬉しい話題が!深谷さんが代表を努められる函館の料理家集団「クラブ・ガストロノミー・バリアドス」(通称・ガスバリ)のカレンダーが、全国カレンダー展の第3部門で日本商工会議所会頭賞(銀賞)を受賞しました。
これは、印刷技術や企画、デザイン力などカレンダーとしてトータルで優れた作品を評価するものです。大手の印刷会社の作品が多く出品する中での入賞はお見事です。
カレンダーは、ガスバリ参加店のお料理が月替わりで紹介されているもので、毎年人気となっています。
2022年のカレンダーは、表紙にレオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」を表現した写真を掲載しています。会員の料理人の皆さんがテーブルに向かう写真です。上・下異なる写真になっており、下半分はマスクを付けた皆さんが俯きメニュー作りに悩んでいるものです。
店舗に出かけるとカレンダーに掲載されているメニューが食べられると、保存される方も多いカレンダー。数年後に「2022年は、皆がマスクだった」と懐かしむことができると良いですね。
そして、コロナ禍が落ち着き、カレンダーのお料理が食べたいと多くの方が函館を訪れてくれると嬉しいです。
そしてなにより多くの皆さんが楽しみにされる「バル街」「料理学会」が、早く開催できますように!
深谷さんのご活躍は、まだまだ続きます!!
※北海道に「まん延防止等重点措置」が出る見込みとなっていることから「レストランバスク」は、明日25日(火)からしばらくの間お休みとなります。
11:10~「人ネットワーク」
消毒・換気など感染対策をしたうえで、スタジオにお客様をお迎えしています
今日はお客様に、有限会社 リカバリーカーズ ふくしる 函館店 山田 行広さんをお迎えしました。
リカバリーカーズでは中古車販売や車輛の修理など、車に関する様々な業務を行っています。
昨年の10月、道南で初めてとなる福祉車輛の専門店「ふくしる」の函館店がオープンしました。「福祉を知る」で“ふくしる”。全国に展開しています。
福祉車輛と一口に言っても、仕様はさまざまです。
介護施設や事業所などの送迎に用いられることが多い電動ステップが搭載されているもの。車いすのまま乗り降りできるスロープがついたものや、リフトタイプのもの。シートへの乗り降りがしやすいもの等。それぞれの身体の状況や、ニーズによって適したものが変わってきます。
店舗があるということは、扱うプロにお話が聞ける、実際に試してみることができる、ということになります。
山田さんは「ふくしる」函館店の営業部長、福祉用具専門相談員、福祉車輛取扱士、認定インストラクターでいらっしゃいます。講習を受講し、試験を受け資格を取得されました。
認定インストラクターの資格がありますので、福祉車輛に車いすを乗せてシートベルトをする方法などの勉強会を開催することもできます。
また会社には、社長を始め福祉車輛整備士の資格を有したスタッフもいますので、福祉車輛のことならば、幅広く対応が可能です。
また、競技用の車いすなども取り扱っています。
競技用の車いすは通常の車いすとは仕様が異なります。種目や障がいの程度など身体の状態によっても異なりますので、オーダーメイドも受け付けます。
山田さんご自身は、車いすバスケットボールの選手でいらっしゃいます。「函館元町ライオンズ車いすバスケットボールクラブ Harder‘s(ハダーズ)」の代表を努めます。
前身のチームの誕生が平成元年。山田さんはその翌年にメンバーに加わります。もともとスポーツマンでいらした山田さん。始めのうちは車いすの操作に慣れなかったそうですが、メキメキと頭角を現します。チームは北海道の強豪となり、全国大会にも何度も出場しています。
コロナ禍で、この2年程は大会も開催できない状況なのが残念です。
昨年の東京パラリンピック、車いすラグビーで銅メダルを獲得した函館出身の池崎大輔選手も、かつてはこのチームでプレーしました。パラリンピックの際には山田さんも応援に力が入ったそうです。
車いすバスケットボール、実はゴールの高さは健常者のバスケットボールと一緒なんですよ!
当然ですがジャンプはできません。車いすの操作をしながら、上半身や腕の力だけでボールを運びシュートします!!迫力満点です。
プレイヤーは障がいの状態によって、一人一人ポイントが与えられます。コート上の5人の選手の持ち点の合計が14点以内でなければなりません。
パラリンピックなど世界大会への出場はできませんが、国内の大会であれば健常者の参加も可能で、Harder‘sにも健常者のプレイヤーが所属しています。
競技の普及や、競技人口の底上げなどのためにも力強い存在です。
またプレイヤーだけではなく、指導者やサポートボランティアなど、さまざまな係わり方があります。
興味を持ってもらうには、まずは見て頂くことが一番。3月には函館で、どなたでも参加できる障がい者スポーツの教室が開催予定で、その際には札幌・青森のチームとの試合も予定されています。コロナの状況が落ち着いて無事に開催されることを願います。
「ふくしる」函館店 ホームページはこちら
函館市富岡町2丁目42-16
電話 0138-84-8817
営業時間 10時~18時 日・祝 定休