11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、感染対策をしたうえでスタジオにお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、北海道函館方面 函館西警察署長の高橋 勇吉さんをお迎えしました。
今年の3月末に函館西警察署長に着任された高橋さん。
函館、道南でのご勤務は初めてですが、ご旅行や出張では何度か来られていて、いつか勤務ができたらと思っていたそうです。
函館西警察署の管轄エリアは西部地区から函館駅前、北はフェリーターミナルの辺りまで。
北海道警察では札幌中央署に次ぐ2番目の狭さですが、警備艇「おしま」が配備されているのが特色です。
ご出身は札幌。
小学生の頃は野球、中学では卓球、高校時代はバンド活動に精を出し、大学ではヨット部に所属されます。
2人乗りのディンギーというヨットに乗り、北海道予選を勝ち抜いて全国大会の出場経験もおありです。
北海道の海は海水が冷たく1年を通して練習することができません。
冬にアルバイトをして得たお金で、春には本州に遠征するほどの力の入れようでした。
しかし部の運営に当たっていた4年生の頃に遭難事故が起きてしまい、部は活動休止に。
壊れた大学のヨットは、必死にアルバイトをして弁償し、再発防止策を提出して廃部は免れたそうです。
就職活動は難航したそう。
警察官は思い描いていた仕事ではなかったそうですが、採用された感謝を胸に仕事に邁進してこられました。
初任地は札幌で、札幌中央署の大通交番と薄野交番に勤務されました。
その後、釧路署、機動隊、本部警務課などで経験を積まれます。
思い出深いのは弟子屈警察署でのご勤務時代。
管轄内の硫黄山では高温の火山ガスを使って蒸し玉子を作り無許可で販売している暴力団組員がいました。
取り締まりをするも営業を続ける業者を、あの手この手で作戦を立て、警察だけでなく地元の方や、関係機関、メディアをも巻き込んで見事、排除に成功します。
警察庁の「情報技術犯罪対策課」(通称サイバー課)に出向したことを縁に、その後はずっとサイバーの道を進み、西署にいらっしゃる前は道警本部のサイバー犯罪対策課長を務めていらっしゃいました。
函館は25年前に奥様と旅行に来られた思い出の地。
5月に奥様がいらした際には、当時写真を撮られた場所で同じポーズで写真撮影を楽しまれたそうです。
お休みの日には、かなり本格的に家庭菜園に取り組み、さまざまな野菜を栽培しています。
春の桜、五稜郭祭や野外劇といったイベントに足を運ばれるなど、函館生活も満喫しているようです。
はこだて健幸アプリ「ハコビット」を活用しての歴史巡りもしてみたいそうです。
北海道警察では、現在「令和4年度 第2回採用試験」の受験申し込みを受け付け中。
締め切りが8月19日(金)に迫っています。
交通安全では特に自転車利用時のヘルメット着用、また暴力追放運動へのご理解とご協力も呼び掛けられました。
特殊詐欺被害に対しては最大限に警戒してください。
函館西警察署では被害防止のため「詐欺電話がきたら#9110」というキャッチフレーズを広めるため、広報用のマグネットを作成し、FMいるかの「いるか号」にも貼っています。
交付式の際は、何と!署長自らコントに参加して注意喚起を促しました
皆さんも是非、「詐欺電話がきたら#9110」に情報提供をお願いします。
※警察官採用試験について詳しくは、函館西警察署 0138-42-0110にお問合せ下さい。
函館方面 函館西警察署ホームページは こちら をご覧ください。