11:10~「人ネットワーク」
消毒・換気など感染対策をしたうえで、スタジオにお客様をお迎えしています
今日はお客様に、北海道立函館美術館 学芸員の柳沢 弥生さんをお迎えしました。
現在、美術館では「アートのみかた、カギはここにあり。美術をまるごと楽しもう!」が開催されています。柳沢さんが担当されている展覧会です。
「美術はなんだか難しそう」「どんなふうに楽しんだら良いか分からない?」という方もいらっしゃるのでは?そんな方にこそ見て頂きたい展覧会です。
もちろん、美術がお好きな方も、楽しめます。美術に親しむヒントや鑑賞のポイントが、作品を通し紹介されています。
展示作品は、函館美術館の収蔵作品。函館にゆかりの作家の作品も多く見えています。
始めに展示されているのは、虎の水滴。今年は寅年ですものね!イントロダクションは「あなたの好みはどちら?」。似ているモチーフの作品を見比べてみます。
作品には、「キャプション」と呼ばれる作品名などが掛かれた名札のようなものが付いています。
STEP1では「作品が先か?キャプションが先か?」と題し作品が展示されています。さて、皆さんはどちらを先に見ますか?いつもと順番を変えてみると、また見え方が違ってくるかも知れません?
STEP2「何で表現しているのだろう?」では、版画の版木や、油彩画・日本画の画材、書道具も作品とあわせてご覧いただけます。
STEP3「何をどう表現しているのだろう?」では、“人物画”“静物画”など作品のジャンルを紹介。
STEP4「波響先生に学ぶ、和の美術の“かたち”」では、蠣崎波響の屏風や軸などを見ることができます。
ETEP5「現代アートもこわくない!」。インパクトのある作品が並びます。驚きながらお楽しみ下さい。
最後のSTEP6は「自己流でも楽しんでみよう!」。そう、心の赴くままに作品を感じて下さい。
並ぶ作品はジャンルも制作年代もさまざま。函館美術館の収蔵作品ばかりですので、以前の展覧会で見た記憶がある作品もあるかも知れませんね。
作品解説には、ふりがながふられ、多くの皆さんに分かり易くなっています。
より展覧会を楽しめる関連事業も予定されています。
「見どころ解説」(30分間程度)、「美術講座」(1時間程度)は共に柳沢さんが担当し、お話されます。お話を聞くのが先か、展覧会を見るのが先か、迷っちゃいますね。
版画制作に挑戦する「ハコビ・マジカル・ワークショップ」も開催予定。
是非、美術作品をお楽しみ下さい。
北海道立函館美術館で4月10日(日)まで開催。
毎週月曜休館(3月21日(祝)をのぞく)9時30分~17時まで
一般 510円 高大生 200円 中学生以下及び65歳以上無料
※その他、リピーター割引などの各種割引もあります。
「見どころ解説」は、1月22日(土)2月26日(土)3月12日(土)
「美術講座」は、1月29日(土)2月12日(土)3月5日(土)
全て14時から、美術館講堂で開催(13時から整理券を配布します)
「ハコビ・マジカル・ワークショップ」は2月5日(土)14時から
セピア(いかすみ)で手ぬぐいに絵柄を付けます。
申込締め切りは1月28日(金)です。
※感染対策をしてお出掛け下さい。
詳しくは美術館のHPをご覧ください。