11:10~「人ネットワーク」
消毒・換気など感染対策をしたうえで、スタジオにお客様をお迎えしています
今日はお客様に、函館オペラの会 2021年度公演にご出演の鈴木 麻里さんと三井 大樹(だいじゅ)さんをお迎えしました。
鈴木さんは函館大学付属柏稜高等学校の非常勤講師をしながら、ソプラノ歌手として数多くのステージに立たれています。ピアニストのお姉さまとのジョイントコンサートなども開催しています。
一方の三井さんは、函館や近郊の合唱、ミュージカル、野外劇などさまざまな舞台でご活躍です。
函館では毎年この時期「函館市民文化祭」が開催されます。展示部門、舞台部門と多くの市民の皆さんが参加する市民の文化祭です。
舞台部門として14日(日)に、函館市民会館大ホールを会場に行われるのが「函館オペラの会」の公演です。
前身の団体時代から数えて24回目となる今回の演目は、ドニゼッティ作曲の「歌劇 愛の妙薬」です。
主人公は村の青年・ネモリーノ。彼は、村の実力者の娘で美しくも少々勝気なアディーナに恋をします。でもその恋を実らせるのは叶わぬ夢。そんな時、村にやって来たのが薬売りのドゥルカマーラです。彼はいかさま薬売りで、「ほれ薬」としてネモリーノにインチキな薬を売りつけます。ところがネモリーノは村の女性たちにモテモテになってしまい・・・。さて、ネモリーノとアディーナの恋の行方はいかに!?嘘の薬が愛を育むラブコメディです。
今回が函館オペラの会3回目の出演となる鈴木さんは村一番の美女・アディーナを、三井さんはインチキ薬売りのドゥルカマーラを演じます。三井さんは、第8回公演「アイーダ」(平成10年)から毎回、ご出演他さまざまに公演に関わり続けています。
お2人を始め関係者の皆さんはコロナ禍のため、実際に開催できるかどうか分からない中で、また練習が制限される中で準備を重ねてきました。本番が間近に迫ったこの時期は、体調管理にも余念がありません。
オペラは歌い手の方だけでなく、オーケストラ、バレエ、衣装、ヘアメイク、大道具や舞台技術等々多くの方が関わる総合芸術です。
そしてこの公演では、そのほとんど皆さんがが函館や近郊で生活をしたり、お仕事をする市民。まさに手作りのオペラです。是非、感染対策をしてお楽しみ下さい。
「歌劇 愛の妙薬」は11月14日(日)函館市民会館大ホールで開催。
開場 13時 開演 14時
入場料 一般 2,500円 学生(高校生以下)1,500円 全席自由
函館市民会館、函館市芸術ホールなどで販売中。
※パソコン要約筆記サークル「つばさ」による、日本語字幕スーパーがつきます。