4月5日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪
11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、函館花いっぱい道づくりの会 代表の折谷 久美子さんをお迎えしました。
会では、石川・桔梗地区の国道5号(函館新道)に花を植える活動をしています。函館の道路の玄関口であるこの場所に、色とりどりの花を植えて「おもてなし」をしたいと始められて、今年で18年目。そんな活動等が評価を得て、このたび嬉しい賞を受賞しました。
ベスト・シーニックバイウェイズ・プロジェクト2019で、シーニックバイウェイ北海道「函館・大沼・噴火湾ルート」の函館新道「花いっぱい活動」および「シーニックdeナイト」が、最優秀賞と部門賞のひとつ「美しい景観づくり賞」を受賞したのです。
本来は昨年秋頃に札幌で表彰式が行われる予定でしたが、コロナ禍ということもあり、3月末に延期に。函館開発建設部で行われた表彰式には折谷さんと、シーニックバイウェイ北海道 函館・大沼・噴火湾ルートの会長である佐々木哲夫さんが出席されました。
長きに渡り、絶えず行ってきた活動が評価されました。活動を始めた当初、この辺りは函館の街中からは「ちょっと離れた場所」というイメージでしたが、その後、沿道には店舗が続々とオープンし、周辺の環境や私たちのこの地域の捉え方も大きく変わりました。
お花の活動は、春の植栽作業は勿論、秋の撤去作業まで、定期的な維持管理など、多くの地域の皆さんが関り、私たちの目を楽しませてくれています。
例年、植栽は地域の子どもたちや町会の皆さん、周辺企業の皆さんが参加して行います。子どもたちは年々成長し、折谷さんはその姿を見るのも楽しみだったそう。今は函館を離れた方も多くいますが、帰省の際にお花を楽しんでくれたり、作業に携わる家族を労ったりしてくれているそうです。
昨年はコロナ禍のため、作業は大人のみで行われました。今回の受賞もすぐには、関わる多くの人たちと一緒に喜ぶことはできませんが、この状況だからこそ、いつもと変わらずに綺麗にお花が咲く光景に癒されている方も多いのではないでしょうか?
函館新道と並行して行っている、函館空港前の道道の花植えも昨年15年を迎えています。そして先日、函館新外環状道路(空港道路)が開通し、折谷さんたちがお花の活動を行っている二つの地域が道路で結ばれることになりました。これも感慨深いことです。
お花の活動は秋まで。それ以降の冬期間は「シーニックdeナイト」と題し、ワックスキャンドルを灯す活動を行っています。一年を通じで行う二つの活動が、この度評価を得ました。
来週末には、函館駅前の花植えを活動も始まる予定です。そして、活動20周年も見えてきました。その頃にはコロナ禍も落ち着いて、多くの皆さんと一緒に、活動20年をお祝いできると良いですね。