11:10~「人ネットワーク」
今日は、仙台フィルハーモニー管弦楽団 バイオリン奏者の長谷川 康さんにお電話でお話をお伺いしました。
仙台を拠点に活動するオーケストラで30年近くバイオリン奏者としてご活躍の長谷川さん。
函館にご縁がある訳ではありませんが、函館がお好きで何度か足を運んで下さっています。
昨年、青森での演奏会の後に、すぐに仙台には帰らず、わざわざ遠回りして函館に立ち寄り、街を楽しんで下さったそう。
その時に、FMいるかのスタジオも覗いて下さいました。
実は、仙台のコミュニティFM「仙台ラジオ3(FM76.2)」で長くレギュラー番組をお持ちの長谷川さん。
各地のラジオ局の番組を聞く中で、FMいるかを知り、この「オトノハにのせて」のこともご存知でいて下さったんです。
ご出身は静岡県の沼津市。
4歳からバイオリンを始め、国立音楽大学の附属高校、大学を経て、1992年から仙台フィルに所属しています。
高校受験の前には、沼津のお隣の三島市や東京までレッスンに通い腕を磨き、高校からはバイオリン漬けの日々を送ったそうです。
学生時代は、将来オーケストラの団員になるべく、多くの演奏会に足を運びました。
オーケストラは、欠員が出なければ新規の採用が行われません。
そして、そのオーディションには全国から多くの奏者が集まります。
演奏技術はもちろんのこと、その後長く一緒に活動をしていく仲間になるわけですから、人柄や、性格の合う合わないも重要なポイントです。
昨年からのコロナ禍は、オーケストラの皆さんの活動にも大きな影響を与えています。
演奏会は中止が相次ぎました。
久々に、開催できた時には、メンバーの皆さんの中にも涙ぐむ方がいたそうです。
お客様もとても喜ばれたことでしょう。
現在も、様々に工夫をしながら練習、そして演奏会を開催しています。
長谷川さんは、仙台フィルの活動の他に、2011年からは指導も兼ねて、アマチュアオーケストラ・石巻市民交響楽団のコンサートマスターを務めています。
個人での活動や、カルテットなどでも演奏の機会が多くあります。
そして、ラジオパーソナリティーとしての顔もお持ちです。
仙台ラジオ3でメインを務める番組「BuonaMusica!」はスタートから17年目を迎え、次の収録で900回になるそう!!
クラシックをかけながら、毎回ゲストを招いてお喋りをする番組だそうです。
ちなみに放送が毎週水曜日のお昼12時30分からということで、私の番組と丸かぶりです(笑)!!
ラジオのご縁で、プロレスリング上で、選手の入場曲を演奏したこともあるそうです。
活動が多彩です!!
2017年には、函館市民会館で演奏会が開催された仙台フィル。
もちろん、この時は長谷川さんも演奏に参加されていました。
また、函館で演奏が聴ける日がくることを願っています。
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