11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、函館絵本の会 銀のふね 代表の中川 寿美子さんと岸本 和子さんをお迎えしました。
一昨年25周年を迎えた「函館絵本の会 銀のふね」。
読み聞かせの活動などでお馴染みです。
FMいるかでも、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が出される中、休校になった子どもたちに楽しんでもらいたいと放送した「キッズコーナー」で、メンバーの皆さんの読み聞かせをお届けしました。
現在は、読み聞かせの活動はお休み。
本来は今日開催予定だった、アーサー・ビナードさんの講演会も残念ながら中止になってしまいました。
中川さんは、今年の4月に代表に就任されました。
ご出身は、なんと山口県。
家の目の前が、すぐに海だったそうです。
砂浜に松が生えてという瀬戸内海の景色は、同じ海でも、函館のものとは全く違いますね。
お子さんが小さかった頃に、お住まいだった地域は読み聞かせの活動が活発だったそうです。
学校の役員さんが読み聞かせを担当しており、週に1回程度は学校に読み聞かせに行っていたそうですよ。
しかも、一緒に役員になった保護者の方の中に、司書さんがいらっしゃったそうです。
転勤で函館にいらして会のメンバーに加わりました。
その後一度、函館を離れるのですが、再び函館へ。会での活動も10年になりました。
ベテランメンバーの岸本さん曰く、中川さんは「なんでもすぐに形にしてくれる人」。
へび年には、2mもある、とぐろを巻いた大きなヘビをフリース生地で作られたそう!!
読み聞かせの会に参加した子どもたちに大人気だったそうです。
今日はスタジオにおススメの絵本もお持ちくださいました。
読み聞かせのコツもお伺いしました。
子どもはどんなに楽しいお話でも、途中で飽きてしまうということがあります。
最後まで読み続けなくても、お気に入りのところを何度も読んでも良いとのこと。
子どもたちの好きなものも様々です。
気に入ったものがでてくる絵本、季節や行事ごとにあわせてなど、是非魅力的な絵本の世界を楽しんで下さい。
最近は、社会情勢や問題となっていることを扱っている絵本も多く出ていますね。
また、絵本は子供だけのものではありません。
大人も、楽しみながら、いろいろな世界にふれていきたいですね。