11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、酒舗(しゅほ)稲村屋 店主の稲村 博大(ひろき)さんをお迎えしました。
福島町で昭和初期に創業した酒屋さん「イ印 稲村商店」が、「稲村屋」として北斗市の新函館北斗駅前、北斗市観光交流センター別館「ほっくる」の中に店舗を構えたのが今から3年程前。
以来、お酒好きの方やお酒に係る皆さんの中で、話題のお店になっています。
お店で扱うのは、北海道にこだわったお酒。日本酒、ワイン、焼酎、クラフトビールとさまざまです。
北海道のお酒は、近年種類が非常に増えています。
温暖化の影響もあり、酒造りに適したお米やブドウも収穫できるようになりました。
また、熱い思いを持った作り手の方も多くなっています。
ただ、まだ地元で造られたお酒を楽しむ方は多くはないそうです。
稲村さんは、できる限り生産者の皆さんと会って話をして、お店に商品を置いているそう。
中でも、最近の注目は純米吟醸酒「ましろ」。知内町の帰山農園の特別栽培米「ゆきさやか」を使い、秋田県の出羽鶴酒造が醸造したお酒です。
まだ誕生して2年ですが、初年度となった昨年は2,000本がわずか10日ほどで完売。
数を増やした今年も、3月に発売した「しぼりたて生酒」が、あっという間になくなってしまいました。
現在は、10月に販売する「火入れ低温熟成」の予約を受け付けていますが、こちらも残り販売数がわずかとなっています。
稲村さん自身も、田植えの手伝いに出かけたり、思い入れもひとしおです。
北海道にはワイナリーも増えてきました。
函館や北斗市にも、できています。
ブドウを植えてもすぐに収穫ができて、ワインが作れるという訳ではありません。
まだまだ時間はかかりますが、地元でできたワインを飲む楽しみ、またそれを目当てに多くの方が足を運んでくれる楽しみなど、先には楽しみがいっぱいです。
稲村屋ではワインにもよく合う北海道で作られたチーズもたくさん並びます。
現在はそれを「ステイホームチーズセット」として、詰め合わせで販売しています。
食べたことのない種類のチーズを食べてみるチャンスです。いかがでしょう?
また、シエスタハコダテのパンマーチにも出店する「pannoma(ぱんのま)」のパンも購入できます。
稲村屋のチーズが入ったカンパーニュなどが販売されています。
お酒の種類が豊富で迷ってしまう、という方もご安心ください。
店内には、北海道では他にお目にかかれないすごい試飲機が設置されています。
有料試飲で、さまざまな種類を楽しむことができます。
試飲しながら、稲村さんからお酒にまつわるストーリーを聞きながら、お気に入りを見つけてみませんか?
お酒好きのお父さんへの、父の日のプレゼントにもおススメです。
また稲村屋がある「ほっくる」では、イベント等も開催できます。
駅前には新しいホテルもオープンしました。
コロナ禍が収まった後に、また新幹線のお客様をたくさんお迎えしたいですね。
酒舗 稲村屋
【住 所】北斗市市渡1-1-7 北斗市観光交流センター別館「ほっくる」内
【TEL&FAX】0138-83-8565
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