2020年4月27日、カテゴリ「オトノハにのせて」の記事

2020年 04月 27日 UP!

4月27日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

今日は、作家・植松 三十里(みどり)さんにお電話でご出演いただきました。

 

江戸や幕末などを舞台とした歴史小説を数多く手掛ける植松さん。
最新刊は、函館ではお馴染みのカール・レイモンさんと奥さんのコウさんの物語「レイモンさん 函館のソーセージマイスター」です。

「三十里」と書いて「みどり」と読むお名前はペンネーム。
松を三十里植えたら作家としてものになるかな、という思い。
また、ご本名である名字の「植松」の松が「みどりいろ」という意味にかけて名付けられたそうです。

ご出身は静岡で、現在は東京在住の植松さんですが、函館は旦那様が学生時代を過ごした地でもあり、植松さんご自身も何度も足を運んだ思い出の地なんだそうです。
札幌にお住いの頃には、建築事務所にお勤めでした。
まちづくりが得意な事務所で、函館の街並み保全に関わられました。
函館の伝統的建造物のペンキ塗り活動などにも携わり、事務局として活動報告のニュース発行を手掛けられたそうです。
作家としても「北の五稜星」など、函館が登場する作品もあります。

カール・レイモンのハムやソーセージは、函館土産の定番。
現在では函館だけではなく、全国の皆さんに愛されています。
そのレイモンさんが、なぜ函館にやってきて、妻となるコウさんとは、どのように出会い結婚に至ったのか。
食肉文化がまだ広まっていない時代に、どのような苦労があったのか。
そして、二人はどんな晩年を過ごしたのか。
レイモンさんは決して聖人君子ではなく、やきもちやきで頑固な面も度々登場しますが、それがまたとても人間臭く描かれています。
ヨーロッパ統一や、北海道で畜産を広めることなど、大きな理想を持っていたことも分かります。
レイモンさんを追って海を渡り結ばれたコウさんは、妻でありビジネスパートナー。
優しさと強さを併せ持つ、今の時代に見てもカッコいい女性です。

今からほんの少し前の函館の出来事が、生き生きと臨場感たっぷりに描かれています。
夫婦や家族の物語であり、ひとつの会社の物語。
歴史小説があまり得意でない方も、気軽に読める物語です。
外出がままならない時期、函館の人にこそ読んでいただきたい一冊です。
読み終えたらきっとレイモンさんのハムやソーセージが食べたくなりますよ。

植松さんの次回作は、連中明けから九州の新聞で連載が始まるそうです。
また、函館を舞台にした物語も是非書いてほしいですね。

 「レイモンさん 函館のソーセージマイスター」
  集英社文庫。750円+税。
  元町の函館カール・レイモン他、書店で販売中。 

植松さんのホームページはこちら



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