11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、ジョイフル・ディキシーランド・セブンの塚原 昌一郎さんをお迎えしました。
長く棒二森屋でお勤めされていた塚原さんには、今年1月に放送したコーナー「ありがとう棒二森屋」にもご出演をして頂きました。
アネックス内の山野楽器の店長さんでしたが、ご自身も演奏者でいらっしゃいます。
1980年に結成されたジャズバンド「ジョイフル・ディキシーランド・セブン」のメンバーとして、トロンボーンを担当されます。
今年40周年を迎えた老舗バンドに現在も2人残る立ち上げメンバーのお一人です。
塚原さんは76歳、バンドの平均年齢は74,5歳なんだそうです。
バンドの歴史は、姫路市のキャッスルジャズバンドのリーダーでクラリネット奏者の桔梗 亮三さんが、函館に転勤してきたことに始まります。
「函館にも同じようなバンドを」という相談を持ち掛けられた塚原さんが仲間を集めて結成されたのが「ジョイフル・ディキシーランド・セブン」でした。
塚原さんは、高校の吹奏楽部で2年間トロンボーンを担当していました。
その後は幼少の頃から習っていたヴァイオリン、ヴィオラを、NHK函館放送局内の楽団で演奏をしていました。
欠員が出た時などにトロンボーンを演奏することはあったそうですが、本格的に吹く機会が多くない中、36歳でバンドの結成を迎えます。
ディキシーランドジャズに取り組むのも初めてだったそうです。
桔梗さんの熱血指導のもと、結成翌年にはNHKのテレビ番組「北海道の窓」に出演。
82年、83年には全国や海外からもバンドが集まる「全日本ディキシーランドジャズフェスティバル」への出演も果たします。
バンドはメンバーの変遷があり、時には地元プレイヤーの応援も得ながら活動を続けています。
現在までに携わったプレイヤーは延べ45人にも及ぶそうです。
2004年にはFMいるかの番組「THE GIFT」の公開生放送にもご出演下さいました。
昨年は、旧函館区公会堂で「大正琴のお姉さまグループと爺様のディキシーバンド」(塚原さん談)のジョイントコンサートも行われました。
今年は夏に「大門JAZZ」にご出演。
そして22日には「ハコダテ・ウインター・ジャズ・フェスティバル」に出演されます。
是非、ベテランバンドの熱のこもった演奏にご声援をお願い致します。
HAKODATE WINTER JAZZ FESTIVAL
【日 時】12月22日(日) 開場 14時30分 開演 15時
【会 場】函館市芸術ホールで開催
【料 金】一般 2,000円 ペア券 3,500円 25歳以下 1,000円
ざいだん友の会会員の一般券 1,500円
※函館市芸術ホール他で販売中