8月12日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪
11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、nk2(エヌ・ケー・ツー)ファーム代表の大渡 千賀子さんをお迎えしました。
七飯町出身で、ご実家が農業を営んでいた大渡さん。ご自身は、ご主人のお仕事の関係で道内あちこち転勤生活を送っていらっしゃいました。
8年ほど前に、道南に戻って来られるのですが、お父様が体調を崩され、これまで当たり前に作物が実っていた畑や田んぼが、あっという間に草だらけに。「ピンチはチャンス」と大渡さんが立ち上がります。
今年からは、北海道では珍しいビーツ専門の農園を始められました。
ビーツは、ロシアのスープ「ボルシチ」の具材として知られるカブ状の野菜。ボルシチの鮮やかな赤色は、このビーツによるものです。
形はカブによく似ていますが、実はほうれん草の仲間。ポリフェノールやビタミン、鉄分などが豊富な栄養価に優れた野菜です。
調理が難しそう・・・と思われるかも知れませんが、きんぴらなどの和食でも美味しくいただけます。一度ゆでてスムージーに、相性ぴったりのじゃがいもとポテトサラダにすると、ピンクのかわいらしいサラダに仕上がります。使い勝手の良い野菜です。
大渡さんは、「ビーツ倶楽部」も立ち上げました。道南のB型就労支援施設と提携し、ビーツの種まきや収穫を通して、畑仕事のやりがいを感じてもらうプロジェクト。できる人が、できることを力を出し合って、やりがい生きがい、働きがいの提案ができる場の提供をされています。
函館市内近郊で、大渡さんのビーツを販売するお店、ビーツを使ったメニューを提供するお店も増えています。ビーツを使ったお料理教室も開催しています。
いつかは、ビーツをスーパーに当たり前に並ぶ野菜にしたいとおっしゃる大渡さん。
皆さんもビーツ食べてみませんか?
ビーツの料理教室イベントは8月24日(土)シエスタハコダテで開催。
参加費1,500円
ビーツ入りキーマカレーとコーンとビーツの冷静スープを作ります。
詳しくは大渡さん 080-4045-6637まで。