11:10~ 「人ネットワーク」
今日はお客様に函館市縄文文化交流センター 館長代理(学芸員)の長谷部 一弘さんをお迎えしました。
市立函館博物館の館長、函館市中央図書館の館長などを歴任された長谷部さん。
昨年からは、あの国宝・中空土偶(カックウ)がいる函館市縄文文化交流センターにお勤めです。
もともとは、考古学がご専門。函館空港の発掘時代から携わって来られました。
カックウは昨年、東京国立博物館で開催された特別展「縄文ー一万年の美の鼓動」、その後フランス・パリで開催された日仏交流160周年「ジャポニズム2018『縄文―日本における美の誕生』」展に展示されました。
長い出張を終えて昨年12月センターに久しぶりに帰ってきました。
現在センターでは、「お帰りなさい!カックウ」と題して、半年ぶりの帰函を喜ぶ展示が行われています。
実物のカックウは勿論、東京やパリでのカックウの活躍の様子を写真で紹介する写真展、またセンター所蔵の土偶が仲間であるカックウの活躍を労い、安着を祝うミニ展示が行われています。
昨今は縄文ブーム!
「土偶女子」(どぐじょ)という言葉が生まれたり、映画「縄文にはまる人々」が函館でも公開されたりと、話題が付きません。
東京での展示も、全国から多くの方が訪れて大盛況でした。
長く縄文に関わる長谷部さんも、驚きながら喜んでいらっしゃいました。
センターには、カックウはじめ、多くの展示物があります。
また、さまざま体験もできます。
是非、縄文を体感してください。
函館市縄文文化交流センターでは、2月3日に「南かやべ縄文まつり2019」を開催します。
講師の方による講演の他、縄文ミニライブや、手づくり縄文グッズを販売する縄文マルシェ、組みひもアクセサリーとポストカードを作る縄文ワークショップなど盛りだくさん。
最後にはもちまきもします!!
また、関連企画として「縄文の風景 写真コンテスト」も開催。
こちらの応募締め切りは1月25日(金)です。
上位入賞者には、景品も贈呈されます。
ふるってご応募下さい。
函館市縄文文化交流センター
【住 所】函館市臼尻町551-1
【時 間】9時~16時30分(3月まで)9時~17時(4月~10月)
【入館料】一般 300円 学生・生徒・児童 150円
※所定の休館日に加えて2月13日(水)~22日(金)は燻蒸作業のため休館。
※「南かやべ縄文まつり」講演は要申し込み。無料。
【電 話】0138―25-2030
函館市縄文文化交流センターのホームページはこちら