11:10~「人ネットワーク」
北海道への緊急事態宣言発出を受け、当面の間、お客様はお電話でのご出演になります。
今日は、函館ボッチャ協会 事務局長の井上 健太さんにご出演いただきました。
ご本業は、函館臨床福士専門学校の先生でいらっしゃる井上さん。今日は午前の担当授業を終えて、午後の授業までの合間の時間にご出演くださいました。
福祉の道を目指す生徒の皆さんは、コロナ禍で実習などを行うのも大変な状況ではありますが、一生懸命に学んでいます。
昨日閉会式を迎えた「東京2020パラリンピック」。ボッチャは杉村英孝選手が個人で金メダルを獲得。ペアで銀メダル、チームも銅メダルと大活躍でした。
実は函館にも2018年に協会が立ち上げられ、普及啓発活動が行われています。会の皆さんが、福祉施設や老人施設、学校などを訪れボッチャの魅力を発信しています。
ボッチャは、ジャックボールと呼ばれる白の目標球に向かって、赤と青のチーム(または個人)がそれぞれのボールを投げたり転がしたりする競技。よりジャックボールに近づいた方が勝ちとなります。「地上のカーリング」とも呼ばれる、緻密なスポーツです。
車いすの操作が自分でできるか、投球を自分で行えるかなどにより、BC1からBC4の4つのクラスに分かれています。クラスによっては、アシスタントのサポートを受け、ランプと呼ばれる投球補助具(勾配具)を使用してプレーします。
実はボールは、単一ではなく皮革製など数種類あります。素材によって転がり方や重さなども異なりますので、その場面に応じて、どのように転がすかだけではなく、どのボールを用いるかも重要なポイントとなります。
パラリンピック独自の競技ですが、どなたでもプレーすることができます。年齢や経験問わず気軽に始められます。
19日(日)には、北斗市七重浜の浜分体育センターを会場に、函館ボッチャ協会が主催する「第1回 インクルーシブ ボッチャ交流大会」の開催を予定しています。
1チーム最大3人で、小学生以上の方ならばどなたでも参加いただけます。参加費は無料です。
パラリンピックでボッチャの魅力に触れた方、実際にプレーをしてみるチャンスです。参加してみませんか?
また、会ではサポートをして下さる方や、公式審判員の資格取得を目指す方など、一緒にボッチャを楽しんでくれる方を募集しています。
この盛り上がりが一過性の物ではなく、道南にボッチャが根付いて、いつかこの地域から選手が誕生したら嬉しいですね。
大会についてのお問合せ・お申込みは事務局の
函館臨床福士専門学校 0138―43-1177まで。
会の活動については
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