５月３１日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪

Tweet

１１：１０～「人ネットワーク」

北海道への緊急事態宣言発出を受け、当面の間、お客様はお電話でのご出演となります。

今日は、漫画家の敦森　蘭（あつもり　らん）さんにご出演いただきました。

函館出身の漫画家・敦森蘭さんが、昨年４月から講談社の「ヤングマガジンサード」に連載中（※「ヤングマガジンサード」が他誌と合併のため、現在は「ヤンマガWeb」にて連載）の「よりみちエール」が単行本として出版されています。

イケメン若手俳優の藤田アランと、枯れオヤジ映画監督の高田頼道（よりみち）が、仕事帰りのビア活=「よりみち」で、クラフトビール店を巡る物語。登場するのは実在するクラフトビールの名店です。

日本ビアジャーナリスト協会代表の藤原ヒロユキさんが監修を手掛けています。

アランと頼道の物語を楽しむも良し、奥深いクラフトビールの世界を堪能するも良し、クラフトビール店巡りをする際のガイドとして活用するも良し・・・さまざまな楽しみ方ができる１冊です。

２１歳まで函館で過ごした敦森さん。美大進学のために函館を離れます。

実は漫画家デビューは、函館の高校に通っていた１７歳の時のこと。雑誌への投稿をきっかけにデビューが決まりますが、当時は恥ずかしくてお友達には言えなかったとのこと。

ただ本名での作品発表だったために、すぐに気づかれてしまったそうですよ！！

上京後、漫画に携わりながらも、さまざまアルバイトもして来られた敦森さん。映画や音楽もお好きとのことで、今作「よりみちエール」には、ビールの味わいを映画に例えるシーンがあったりと、これまでの経験が存分に活かされています。

函館を感じられるシーンもあり、思わずクスリと笑ってしまいました！！

はじめは鉛筆１本で描いていくという、温かみのある絵も印象的です。

上京して１０数年。離れて気づいた函館の魅力がたくさんあるそう。

東京で知り合った函館出身のお仲間が、函館にUターンされたり、函館在住のお友達がお店を始めたりしていることも刺激になっているようです。

ゆくゆくは函館と東京、２か所に拠点を持てたらともお話下さいました。

今後は民謡を題材にした漫画も手掛けてみたいという敦森さん。

「よりみちエール」が多くの皆さんに愛され、２巻３巻と出版されますように。

いつか頼道監督が函館で映画を撮るという設定で、函館のお店が登場したら良いな、と願いつつ「さよなラガー！」←「よりみちエール」の「おまけマンガ」より。

「よりみちエール」は講談社から出版。

A5判サイズで８８０円。

詳しくはこちらから

Tweet