11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、新型コロナウイルス感染再拡大にともなう特別番組編成で放送をお届けしています。当面の間お客様はお電話でのご出演となります。
今日は、まるたま小屋 店主の北見 伸子さんにお電話でご出演いただきました。
函館で気軽に、ピロシキやボルシチが食べられるお店「まるたま小屋」。本場の味を楽しめるのはもちろんですが、北見さんはさまざまな活動で多くのイベントにも関わり、私たちに話題を提供してくれています。
今週末開催されるのが「ピロシキ博2022 in HAKODATE」。今年もコロナ禍の中、準備を進めてきました。
「はこだて焼きピロシキ」を思う存分楽しめるイベントです。そうピロシキは「揚げずに焼く」のが特徴のひとつ。他には「地元食材」で「具沢山」という3点を基本ルールとして、参加各店舗が工夫を凝らしたピロシキを提供しています。
販売ブースには各店のピロシキが並びますが、普段店頭には出ない、この日の特別メニューも登場するとか。特別販売として五島軒と、関西ではよく知られたパルナスのピロシキを継承する名店・モンパルナスのピロシキもやってきます。
ピロシキの博覧会「ピロシキ博」らしく、販売だけではなくライブやトーク・講演もあります。
オープニングは「函館マトリョミン部」の演奏からスタート。テルミンの機能がマトリョーシカの中に入った楽器で、北見さんも演奏に加わります。
「おさかな専門シンガーソングライター」齊藤いゆさん。佐藤有希さんによる「はこだて焼きピロシキの歌」も聞くことができます。
ウクライナ民話「てぶくろ」の絵本の読み聞かせや、札幌在住のモデル・タレントのアリョーナさんのトーク、アリョーナさんと五島軒の社長・若山豪さんがピロシキを通した食文化を語るプログラムも。
今年のピロシキ博は「おさかなを包んでみたら・・・」とタイトルに付くのですが、果たしてお魚はピロシキにあうのか??生産者の方がお話する時間もあります。
北見さんがピロシキのお店を開きたいと、世界各地のピロシキを調べていた頃、一番行ってみたいお店があったのがウクライナのキエフ。現地を訪れてお料理を学びました。
その際に撮影した写真が、まるたま小屋のFacebookにアップされています。ニュースで連日目にする侵攻後の街の様子に心を痛める方が多くいらっしゃるでしょう。もともとのウクライナは、街並みがきれいで、美味しいものがたくさんある街。人も温かなんだそう。その様子が感じられる写真ばかりです。
お店にも、ウクライナに心を寄せる方がたくさん足を運ばれ、寄付も集まっています。
平和を願う気持ちは皆同じ。食に国境はありません。異なる文化に興味を持つ入口のひとつとして食は大きなきっかけになりますね。
感染対策をして「ピロシキ博」足を運んでみませんか?
ピロシキ博は、3月19日(土)20日(日)10時~15時
函館蔦屋書店にて開催
ピロシキ販売は、売切れ次第終了。19日のみ20日のみ両日販売の店舗があります。
※感染対策をしてお出掛け下さい。
詳しくは、まるたま小屋Facebookはこちらからご確認下さい